測色研究会からのお知らせ

最新10回分の記事

[バックナンバー] [目次] [トップ]

2019年12月24日(火) 測色研究会研究発表会 発表募集のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 発表募集のご案内

 2020年3月に測色研究会の発表会を実施致します。例年同様、研究発表を募集致します。ふるってご応募<ださいますようお願い申し上げます。また、本年はご講演を大阪市立大学の酒井英樹先生にお願いしました。
酒井先生は長らく測色のご研究をされており、特に近年では、食品等、複雑な形状を対象とした測定のご研究をされていらっしゃいます。皆様方の発表、及び参加を心よりお待ち申し上げます。
測色研究会 主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2020年3月18日(水)10:00 〜 17:30
      (総会含む 、開催時間帯は発表応募件数の関係で変更の可能性があります。
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格: どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております.

2.企画
講演
「表面凹凸方式の再帰反射体とその全再帰反射率の測定 」
           講演者 大阪市立大学大学院 生活科学研究科(准教授) 酒井英樹先生
これまでに実用化されている再帰反射体には、球状レンズ集光方式とプリズム反射方式とがあるが、それらとは異なる第3の構造として、表面凹凸方式による再帰反射体を紹介する。さらに、その性能評価法としての全再帰反射率測定の取り込みと、その研究過程で考案した、複雑形状物体の色彩・光沢・再帰反射の同時非接触測色システムも紹介する。

3.研究発表募集概要
発表資格:日本色彩学会、色材協会の会員が少なくとも1名、発表者の中に含まれていることが必要です。会員は正会員、学生会員、賛助会員の企業の方等、その種別を問いません。
既発表、未発表いずれの内容も、当研究会の主旨に沿うものであれば受け付けます。
発表方式:口頭発表としますが、以下の内容を可とします。
・登壇者は複数でも構いません。共同発表に名を連ねていれば、登壇可能です。
・発表はプロジェクターを基本としますが、その他、サンプルや実機デモ、ポスターの併用も構いません。プロジェクターはご要望によりFull HD(1920×1080Pixel)も可能です。
・壇上には机、及び電源を用意します。
・発表毎に最低5分間のインターバルを設けます。
・英語での発表も可とします。
発表持ち時間:最長30分とします。最低3分の質疑時間の確保を義務とし、それ以外は発表者の配慮により発表と質問の時間配分は自由です。発表途中での質問の受付、双方向の議論など、発表者の主導により行うことを可とします。
発表審査:申し込み時に500字程度の概要を提出頂き、プログラム委員会にて審査します。
審査結果は後程、通知致します。申し込みの際の概要は英語での記載も可とします。
尚、審査は2名の委員により行います。
発表論文:発表者の方は、審査通知後、発表論文の提出をお願いします。
ページ数はA4用紙で2〜6P、英語での記載も可とします。
発表分野:
 次の分野の発表を募集します。色彩計測に関連する方法や計測結果に基づく研究発表等、様々な視点での発表を期待します。また、学生の卒論、修論発表等、歓迎します。複数名の登壇も可としますので、発表が初めての方も、気軽に挑戦されては如何でしょうか。

@物理測色A視感測色Bデジタルアーカイブ
Cマルチバンド・分光イメージングD肌色測定E環境測定
F表色系G色差H色票
I混色,調色,CCM(Computer Color Matching)JメタメリズムKその他

参加費:    無料(参加者には、事前に発表論文集のPDFを、ダウンロードして頂きます。)
申込方法:
こちらの申込用紙にご記入の上、下記宛て、e-mailにてご送付下さい。
※受領しましたら、その旨、返信致します。もし、受領確認の返信が1週間経過しても無い場合、必ずお尋ね下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
発表申込締切:
 2020年2月10日(月)
 ※尚、発表可能となった場合、発表論文の提出締切は、2020年3月10日(火)です。

4.参加申込方法:
参加費: 無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:
氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
   ※懇親会参加の予定をお知らせください。
参加申込締切:
 2020年3月15日(日)
 ※皆様の参加をお持ちしております。

5.会場案内:


以上

2019年2月12日(火) 測色研究会 2018年度研究発表会のご案内(2019年3月6日開催)

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 参加募集のご案内

 2018年度の測色研究会の発表会についてご案内致します。今年度の研究発表会は、デジタルアーカイブをテーマにし、特別企画として、招待講演1件、セミナー1件を行います。特別講演では、長野大学 企業情報学部の田中法博先生を講師にお迎えし、「計測データとCG技術に基づいた文化財のデジタルアーカイブ」と題し、田中先生の長年にわたるデジタルアーカイブに関するご研究を俯瞰して頂き、油彩画、日本刀のCG再現の取り組みに加え、既に実物が失われてしまった古城(小諸城)の城郭を古文書や現地計測に基づいてCG復元する取り組みを紹介して頂きます。また、セミナーでは、日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所の土田勝氏が講師を務め、「市販デジタルカメラを用いたマルチバンド撮影と色再現/分光反射率の推定」と題し、実際の機器や講師の所有する骨董品を対象に、過去に行ったデジタルアーカイブの経験を踏まえた解説を、デモを行いつつ実施します。
 また、一般発表におきましては、5件の発表に対し、2つのセッションを設けて開催致します。セッションTでは「測色応用」をテーマに半透明体の測定や金属色の知覚、及びデジタルアーカイブに於ける照明光の分光分布に関する3件のご発表を行って頂きます。また、セッションUは「測定機器」をテーマに、最近開発された測定システムの技術発表を2件、行って頂きます。皆様方のご参加を、宜しくお願い致します。
測色研究会主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2019年3月6日(水)10:30 〜 17:30
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格: どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております.
予稿集:  予稿集はPDFでの事前配布を行います。準備ができ次第、ダウンロードの案内を致しますので、十分にご注意ください。

2.プログラム
10:15〜10:30  開場 受付
10:35〜10:40  挨拶 開催要領説明

セッションT: 測色応用
10:35〜11:05  T-1.「 空間分解分光法による色測定の可能性について」 (30分)
          *高松 操,松本 和二(兜ェ光応用技術研究所)
11:05〜11:25  T-2.「実物体を用いた金属色知覚の調査」 (20分)
          *田中 緑,堀内 隆彦(千葉大学)
11:25〜11:55  T-3.「彩度強調成分を用いた照明光スペクトルの制御」 (30分)
          *土田 勝,川西 隆仁,柏野 邦夫(日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所)

11:55〜13:00  昼食休憩 (65分)

セッションU:測定機器
13:00〜13:20  U-1.「I表面反射アナライザ=ハンディ計測機によるBRDF計測手法と測定例」 (20分)
          *加藤成樹,魚住崇之,葛西祐介(キヤノン株式会社 計測機器事業推進センター)
13:20〜13:40  U-2.「マルチアングル分光測色計CM-M6の測色技術」 (20分)
          *寺岡 良隆,瀬戸口 知巳(コニカミノルタ株式会社 産業光学システム事業本部)

招待講演:
13:40〜14:40  「計測データとCG技術に基づいた文化財のデジタルアーカイブ」
講師:長野大学企業情報学部田中法博先生
概要:本講演では、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)技術に基づいたデジタルアーカイブ技術について具体的な研究事例を交えながら解説します。3DCGに基づいたデジタルアーカイブでは、対象となる文化財を自分が見たい位置から、見たいシーンで鑑賞することができます。しかしながら3DCGに基づいたデジタルアーカイブでは、形状計測の問題、周囲の照明環境に対して物体表面で生じる光沢・陰影の色再現等といった3DCG特有の課題が存在します。本講演では、その課題の解決のためにどのような試みがなされているのか、具体的な事例として油彩画、日本刀のCG再現の取り組みに加え、既に実物が失われてしまった古城(小諸城)の城郭を古文書や現地計測に基づいてCG復元する取り組みを紹介します。

14:40〜15:00 休憩

セミナー:
15:00〜16:30  「市販デジタルカメラを用いたマルチバンド撮影と色再現/分光反射率の推定」
講師:日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所 土田 勝氏
概要:市販のデジタルカメラを用いてのマルチバンド撮影(可視6バンド+赤外)の方法と、分光反射率推定およびPCモニター上での色再現に関する一通りの手順の紹介と実演を行います。大判カメラを用いての高精細画像撮影方法も、併せて紹介します。この方法を用いて、講師は実際に文化財のデジタルアーカイブを行っています。色再現を試してみたい被写体の持込も歓迎します。

セミナーでの被写体例
(A)
(B)
レプリカの油彩画を、今回のセミナーで実施する手法を用いて、アーカイブしたものです。この例では、いずれか一方が3chで、残りの一方が6chのマルチバンドでとらえたものです。どちらがより本物に近いでしょうか?答えは、セミナーでご確認下さい。



総合討論:
16:30〜17:00  今回の研究発表会全体を通して、質疑応答を中心とした総合討論を行います。

総会:
17:00〜17:30  今年度の報告と共に、来年度の活動計画について、総会を開催します。

懇親会:
18:00〜20:00  会場の近くで2〜3時間ほど、ささやかながら懇親会を予定しています。参加希望者は申込の際に合わせてご連絡下さい。会費は4〜5千円程度で当日、懇親会の際に徴収します。

3.参加申込方法
参加費:  無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:  「参加希望」と明記の上、氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
e-mail:  kobayashi.shinji@jcri.jp
(日本色彩研究所小林信治)
※ 懇親会参加の予定をお知らせください。
参加申込締切:  2019年3月1日(金)
※ 皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内


以上

2018年12月18日(火) 測色研究会研究発表会 発表・参加募集のご案内(第2報) 

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 発表・参加募集のご案内(第2報)

 2018年度の測色研究会の発表会についてご案内致します。今年度の研究発表会は、デジタルアーカイブをテーマにします。また例年同様、研究発表を募集致します。デジタルアーカイブはもとより、本研究会の発表分野に沿って、広く発表を募集致します。ふるってご応募くださいますよう、お願い申し上げます。

 また、今回、デジタルアーカイブをテーマとした企画として、セミナー1件、招待講演1件を行います。セミナーでは、日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所の土田勝氏が講師を務め、「市販デジタルカメラを用いたマルチバンド撮影と色再現/分光反射率の推定」と題し、実際の機器や講師の所有する骨董品を対象に、過去に行ったデジタルアーカイブの経験を踏まえた解説を、デモを行いつつ実施します。また、長野大学 企業情報学部の田中法博先生を講師にお迎えし、「計測データとCG技術に基づいた文化財のデジタルアーカイブ」と題した特別講演を実施いたします。講演では田中先生の長年にわたるデジタルアーカイブに関するご研究を俯瞰して頂き、油彩画、日本刀のCG再現の取り組みに加え、既に実物が失われてしまった古城(小諸城)の城郭を古文書や現地計測に基づいてCG復元する取り組みを紹介して頂きます。
是非、この機会に研究会発表のご応募、並びにご参加を、宜しくお願い致します。
測色研究会 主査 大住 雅之, 武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:2019年3月6日(水) 10:00 〜 17:30
(総会含む、開催時間帯は発表応募件数の関係で変更の可能性があります。)
場所:タワーホール船堀 401会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:発表会の後、ささやかながら懇親会を予定しております。

2.研究発表募集概要
発表資格:日本色彩学会、色材協会の会員が少なくとも1名、発表者の中に含まれていることが必要
です。会員は正会員、学生会員、賛助会員の企業の方等、その種別を問いません。
既発表、未発表いずれの内容も、当研究会の主旨に沿うものであれば受け付けます。
発表方式:口頭発表としますが、以下の内容を可とします。
・登壇者は複数でも構いません。共同発表に名を連ねていれば、登壇可能です。
・発表はプロジェクターを基本としますが、その他、サンプルや実機デモ、ポスターの併用も構いません。プロジェクターはご要望によりFull HD(1920×1080Pixel)も可能です。
・壇上には机、及び電源を用意します。
・発表毎に最低5分間のインターバルを設けます。
・英語での発表も可とします。
発表持ち時間:最長30分とします。最低3分の質疑時間の確保を義務とし、それ以外は発表者の配慮により発表と質問の時間配分は自由です。発表途中での質問の受付、双方向の議論など、発表者の主導により行うことを可とします。
発表審査:申し込み時に500字程度の概要を提出頂き、プログラム委員会にて審査します。
審査結果は後程、通知致します。申し込みの際の概要は英語での記載も可とします。
尚、審査は2名の委員により行います。
発表論文:発表者の方は、審査通知後、発表論文の提出をお願いします。
ページ数はA4用紙で2〜6P、英語での記載も可とします。
発表分野:
 次の分野の発表を募集します。色彩計測に関連する方法や計測結果に基づく研究発表等、様々な視点での発表を期待します。また、学生発表も、勿論、歓迎します。発表が初めての方も、気軽に挑戦されては如何でしょうか。
@物理測色A視感測色Bデジタルアーカイブ
Cマルチバンド・分光イメージングD肌色測定E環境測定
F表色系G色差H色票
I混色,調色,CCM(Computer Color Matching)JメタメリズムKその他

参加費:    無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:
こちらの申込用紙に記入の上、下記宛て、e-mailにて「発表希望」と明記の上、ご送付下さい。
※受領しましたら、その旨、返信致します。もし、受領確認の返信が1週間経過して無い場合、必ず、お尋ね下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
発表申込締切:
2019年2月3日(日)
      ※尚、発表可能となった場合、発表論文の提出締切は、2019年2月28日(木)です。

3.特別企画:
セミナー:
「市販デジタルカメラを用いたマルチバンド撮影と色再現/分光反射率の推定」
講師:日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所 メディア情報研究部 メディア認識研究グループ 土田 勝氏
概要:市販のデジタルカメラを用いてのマルチバンド撮影(可視6バンド+赤外)の方法と、分光反射率推定およびPCモニター上での色再現に関する一通りの手順の紹介と実演を行います。大判カメラを用いての高精細画像撮影方法も、併せて紹介します。この方法を用いて、筆者らは実際に文化財のデジタルアーカイブを行っています。色再現を試してみたい被写体の持込も歓迎します。

招待講演:
「計測データとCG技術に基づいた文化財のデジタルアーカイブ」
講師:長野大学 企業情報学部 田中法博先生
概要:本講演では、3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)技術に基づいたデジタルアーカイブ技術について具体的な研究事例を交えながら解説する。3DCGに基づいたデジタルアーカイブでは、対象となる文化財を自分が見たい位置から、見たいシーンで鑑賞することができる。しかしながら、3DCGに基づいたデジタルアーカイブでは、形状計測の問題、周囲の照明環境に対して物体表面で生じる光沢・陰影の色再現等といった3DCG特有の課題が存在する。本講演では、その課題の解決のためにどのような試みがなされているのか、具体的な事例として油彩画、日本刀のCG再現の取り組みに加え、既に実物が失われてしまった古城(小諸城)の城郭を古文書や現地計測に基づいてCG復元する取り組みを紹介する。


4.参加申込方法:
参加費: 無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:
「参加希望」と明記の上、氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
※懇親会参加の予定をお知らせください。
参加申込締切:
2019年3月1日(金)

※皆様の参加をお持ちしております。

5.会場案内:


以上

2017年11月17日(金) 測色研究会 2017年度研究発表会のご案内(2017年12月22日開催)

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 2017年度研究発表会のご案内

 2017年度研究発表会の開催について御案内申し上げます。今年は当研究会のテーマについて,過去,大きな業績を残された二人の著名な先生がお亡くなりになりました。当研究会の顧問でいらっしゃる吉田豊彦先生と,コンピュータ・カラーマッチングシステム(CCM)に多大なる業績を残された村田幸男先生です。この為,今年度の研究発表会は、お二人の追悼を込めた会として開催致します。
 まず、例年通りの研究発表ですが、今回は5件の発表に対し、2つのセッションを設けました。セッションTでは「色差・調色」について3件、ご発表頂きます。最初の2件はCCMに関するもので、建築用多彩模様のCCMと、Kubelka-Munkの理論の拡張について、ご発表頂きます。加えて、HDR対応の色空間の提案に関する発表が1件、あります。セッションUは「質感の評価・測定」です。写像性計測装置に関しての続報として、視感評価と計測値との相関を示す発表が1件、布地の質感評価と分光分布に関する発表が1件の合計2件の発表がございます。
 更に本年10月に開催されたCIE Jeju 2017に関し、TC2-85(BRDFに関する新TCです)の第2回TCミーティングの内容について報告します。
 引き続き、吉田豊彦先生と村田幸男先生の追悼講演を、当研究会の主査から行います。武井からは、吉田豊彦先生を偲んで、混色時に見られる色足が着色顔料の散乱係数と吸収係数によって説明できることを示した吉田豊彦先生の研究を紹介します。また、大住からは、村田幸男先生を偲んで、CCM開発の足跡をたどって解説すると共に、その将来についての展望を講演します。
 以上、皆様の参加をお待ちしております。宜しくお願い申し上げます。
測色研究会主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2017年12月22日(金)10:35 〜 17:30 (総会含む)
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:  どなたでもご参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております.
予稿集:  予稿集はPDFでの事前配布を行います。準備ができ次第、ダウンロードの案内を致しますので、十分にご注意ください。

2.プログラム
10:10〜10:35  開場 受付
10:35〜10:40  挨拶 開催要領説明

セッションT:色差・調色
10:40〜11:00  T-1.「建築用多彩模様の混色理論と色彩デザイン」 (20分)
          *増田 豊(関西ペイント(株))
11:00〜11:20  T-2.「KubelkaMunk関数の吸収、散乱係数算出から、拡散方程式へ」 (20分)
          *松本 和二(兜ェ光応用技術研究所)
11:20〜11:40  T-3.「JNDをベースとした色差によるHDRへの応用」 (20分)
          *金澤 勝(一般財団法人 NHKエンジニアリングシステム)

11:40〜13:10  昼食休憩 (90分)

セッションU:質感の評価・測定
13:10〜13:30  U-1.「Image Clarity-New Technology to Perfect Optical Properties of Surfaces」 (20分)
          *田中 智(スガ試験機株式会社),須賀 茂雄,喜多 英雄,Jack Ladson
13:30〜13:50  U-2.「光沢布地の色の見えと質感印象に対する照明の分光分布の影響」 (20分)
          *何 水蘭(女子美術大学大学院),中嶋 由貴,渕田 隆義

13:50〜14:10  報告:「CIE2017Jeju 報告」
株式会社 オフィス・カラーサイエンス 大住雅之
※CIEでは新しいBRDF計測に関する新TC、TC2-85(Recommendation of the geometrical parameters for the measurement of the Bidirectional Reflectance Distribution Function)が発足し2回目の会議が開催されました。その内容について、報告を行います。

14:10〜14:30 休憩 (20分)

14:30〜15:15  追悼講演1:「吉田豊彦先生を偲んで
                   -塗料や絵の具の混色時に見られる色足(いろあし)のしくみ-」
元ポリテクセンター群馬 武井昇
※吉田豊彦先生を偲び、混色時に見られる色足が着色顔料の散乱係数と吸収係数によって説明できることを示した吉田先生の研究を紹介します。 また、吉田先生がOrganic Coatings: Science and Technology, Volume 7に載せた「Color Locus of Pigment Mixtures - Interpretation by Coefficient of Scattering and Absorption」を資料として提供します。

15:15〜16:00  追悼講演2:「村田幸男先生を偲んで
                    -CCMの開発と求めるべき姿-」
株式会社 オフィス・カラーサイエンス 大住雅之
※村田幸男先生は、住友化学在籍中に、今のCCMの日本に於ける黎明期を支えたパイオニアでいらっしゃいました。CCMソフトウェアの混色部分を開発された方は、そのお名前を耳にされたことが有ると思います。その展開はソリッドカラーに対し、繊維、塗料から、半透明体のプラスチックに至るまで、測色学の知見を基に、多岐な分野にわたります。今回は、CCM開発の足跡をたどって解説すると共に、その将来についての展望をお話しします。

総合討論:
16:00〜16:30  今回の研究発表会全体を通して、質疑応答を中心とした総合討論を行います。

総会:
16:30〜17:00  今年度の報告と共に、来年度の活動計画について、総会を開催します。

懇親会
17:30〜20:00  会場の近くで2〜3時間ほど、ささやかながら懇親会を予定しています。参加希望者は申込みの際に合わせてご連絡下さい。会費は4〜5千円程度で当日、懇親会の際に徴収します。

3.参加申込方法
参加費:  無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:  氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記、日本色彩研究所、小林宛てご連絡下さい。
e-mail:  kobayashi.shinji@jcri.jp
※ 懇親会参加の予定を併せてお知らせください。
申込締切:  2017年12月20日(水)
※ 会場の都合により先着50名で締切らせて頂きます。皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内


以上

2017年10月6日(金) 測色研究会研究発表会 発表募集のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 発表募集のご案内

 2017年12月に測色研究会の発表会を実施致します。今年は当研究会のテーマについて,過去,大きな業績を残された二人の著名な先生がお亡くなりになりました。当研究会の顧問でいらっしゃる吉田豊彦先生と,コンピュータ・カラーマッチングシステム(CCM)に多大なる業績を残された村田幸男先生です。この為,今年度の研究発表会は、お二人の追悼を込めた企画にしたいと考えております。また例年同様、研究発表を募集致します。ふるってご応募くださいますよう、お願い申し上げます。
測色研究会 主査 大住 雅之, 武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:2017年12月22日(金) 10:00 〜 17:30
(総会含む、開催時間帯は発表応募件数の関係で変更の可能性があります。)
場所:タワーホール船堀 401会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:発表会の後、ささやかながら懇親会を予定しております。

2.追悼企画
お二人の先生を偲び、講演を2件、企画しております。
講演1.
「塗料や絵の具の混色時に見られる色足(いろあし)のしくみ」(仮題)      講演者 武井 昇
 混色時の色軌跡が着色顔料の散乱係数と吸収係数によって説明できることを示した、吉田豊彦先生の研究を紹介します。
講演2.
「CCMの過去と未来−その発展性と課題」(仮題)      講演者 大住 雅之
 村田先生の過去の業績とCCMの基礎理論について、簡単にご紹介すると共に、CCMの現状と将来の発展性について、お話しします。

3.研究発表募集概要
発表資格:日本色彩学会、色材協会の会員が少なくとも1名、発表者の中に含まれていることが必要
です。会員は正会員、学生会員、賛助会員の企業の方等、その種別を問いません。
既発表、未発表いずれの内容も、当研究会の主旨に沿うものであれば受け付けます。
発表方式:口頭発表としますが、以下の内容を可とします。
・登壇者は複数でも構いません。共同発表に名を連ねていれば、登壇可能です。
・発表はプロジェクターを基本としますが、その他、サンプルや実機デモ、ポスターの併用も構いません。プロジェクターはご要望によりFull HD(1920×1080Pixel)も可能です。
・壇上には机、及び電源を用意します。
・発表毎に最低5分間のインターバルを設けます。
・英語での発表も可とします。
発表持ち時間:最長30分とします。最低3分の質疑時間の確保を義務とし、それ以外は発表者の配慮により発表と質問の時間配分は自由です。発表途中での質問の受付、双方向の議論など、発表者の主導により行うことを可とします。
発表審査:申し込み時に500字程度の概要を提出頂き、プログラム委員会にて審査します。
審査結果は後程、通知致します。申し込みの際の概要は英語での記載も可とします。
尚、審査は2名の委員により行います。
発表論文:発表者の方は、審査通知後、発表論文の提出をお願いします。
ページ数はA4用紙で2〜6P、英語での記載も可とします。
発表分野:
 次の分野の発表を募集します。色彩計測に関連する方法や計測結果に基づく研究発表等、様々な視点での発表を期待します。また、学生の卒論、修論発表等、歓迎します。複数名の登壇も可としますので、発表が初めての方も、気軽に挑戦されては如何でしょうか。
@物理測色A視感測色Bデジタルアーカイブ
Cマルチバンド・分光イメージングD肌色測定E環境測定
F表色系G色差H色票
I混色,調色,CCM(Computer Color Matching)JメタメリズムKその他

参加費:    無料 (発表論文集は事前にインターネットにて参加者の方々に配信します。)
申込方法:
別添の申込用紙に記入の上、下記宛て、e-mailにてご送付下さい。
※受領しましたら、その旨、返信致します。もし、受領確認の返信が1週間経過して無い場合、必ず、お尋ね下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
発表申込締切:
2017年11月5日(日)
      ※尚、発表可能となった場合、発表論文の提出締切は、2017年12月10日(日)です。

4.参加申込方法:
参加費: 無料 (参加者には当日、発表論文集を配布します。)
申込方法:
氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生
の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
           (日本色彩研究所 小林信治)
※懇親会参加の予定をお知らせください。
参加申込締切:
2017年12月18日(月)

※皆様の参加をお持ちしております。

5.会場案内:


以上

2017年3月1日(水) 測色研究会 2016年度研究発表会のご案内(2017年3月24日開催)

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 2016年度研究発表会のご案内

 2016年度研究発表会の開催について御案内申し上げます。今回は5件の研究発表を行います。発表会では、2つのセッションを設けました。セッションTでは「シーン情報」について2件ご発表頂きます。ハイダイナミックレンジ時代を迎え、対応する色差の提案に関するご発表と、前年度の続報として角膜反射に基づく解析について、ご発表頂きます。セッションUは「測色方法」です。最新の計測システムの開発としてフーリエ分光イメージング技術に関し2件、測色のトレーサビリティに関し1件、ご発表頂きます。
 また、解説講演を2件、企画しました。ここのところ、メタリック・パール色への色差の数値管理の需要が増々高まってきました。これを受けて、現在、欧州を中心に利用が進んでいるAudi2000色差式について、その計算式の意味を本研究会主査の大住が徹底解説します。加えて海外論文誌CRA(Color Research And Application)の、最近の掲載論文の中から測色に関係あるものをピックアップし、本研究会幹事の西が解説を行います。更に2016年9月に開催されたCIEプラハに関し、TC2-85(BRDFに関する新TCです)の第一回TCミーティングの内容について報告します。以上、皆様の参加をお待ちしております。宜しくお願い申し上げます。
測色研究会主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2017年3月24日(金)10:35 〜 17:00 (総会含む)
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:  どなたでもご参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております.
予稿集:  今回より予稿集にはPDFでの事前配布を取り入れます。準備ができ次第、ダウンロードの案内を致しますので、十分にご注意ください。

2.プログラム
10:10〜10:35  開場 受付
10:35〜10:40  挨拶 開催要領説明

セッションT:シーン情報
10:40〜11:00  T-1.「HDR(High Dynamic Range)に対応可能な色差の必要性」 (20分)
          *金澤 勝(一般財団法人 NHKエンジニアリングシステム)
11:00〜11:30  T-2.「虹彩色の違いに伴う角膜反射像の色信号推定の比較」 (30分)
          *西 省吾(大阪電気通信大学),大寺 亮,富永 昌治

11:30〜13:00  昼食休憩 (90分)

セッションU:測色方法
13:00〜13:20  U-1.「手のひらサイズの広視野中赤外ハイパースペクトルカメラ」 (20分)
          *石丸 伊知郎(香川大学工学部),天谷 貴,逢澤 健吾,川嶋 なつみ
13:20〜13:40  U-2.「広視野立体分光測色イメージングによる色彩と光沢の分離計測」 (20分)
          *天谷 貴(香川大学工学部),逢澤 健吾,川嶋 なつみ,石丸 伊知郎
13:40〜14:10  U-3.「分光拡散反射率標準に基づくBRDF測定の高度化とトレーサビリティ」 (30分依頼発表)
          *蔀 洋司(産業総合研究所)

14:10〜14:30  休憩 (20分)

14:30〜15:30  解説講演1:「メタリック・パール色の色差式Audi2000徹底解説」
株式会社 オフィス・カラーサイエンス 大住雅之
※メタリック・パール色の色差管理需要が高まる中、変角測定は、6角度のポータブル機種を中心に普及が進んでいます。こうした中、DIN6175-2から派生したAudi2000色差式は、ソリッドからメタリック・パール色まで幅広い適用範囲を持ったオールラウンドな色差式として注目を集めています。今回は色差式の開発者であるDr. Thomas Dauserの文献を元に、計算式の意味について、他の色差式と比較しながら徹底解説を行います。

15:30〜16:00  解説講演2:「CRA掲載論文解説」
大阪電気通信大学 西 省吾
※最近のCRA(Color Research And Application)誌に掲載された測色関係の論文を取り上げ、解説を行います。

16:00〜16:30  報告:「CIE2016プラハ 報告」
株式会社 オフィス・カラーサイエンス 大住雅之
※CIEでは新しいBRDF計測に関する新TC、TC2-85(Recommendation o the geometrical parameters for the measurement of the Bidirectional Reflectance Distribution Function)が発足しました。会議の内容について、報告を行います。

総会:
16:30〜17:00  今年度の報告と共に、来年度の活動計画について、総会を開催します。

懇親会
17:30〜20:30  会場の近くで2〜3時間ほど、ささやかながら懇親会を予定しています。参加希望者は申込みの際に合わせてご連絡下さい。会費は4〜5千円程度で当日、懇親会の際に徴収します。

3.参加申込方法
参加費:  無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:  氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記、日本色彩研究所、小林宛てご連絡下さい。
e-mail:  kobayashi.shinji@jcri.jp
※ 懇親会参加の予定を併せてお知らせください。
申込締切:  2017年3月22日(水)
※ 会場の都合により先着50名で締切らせて頂きます。皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内

2017年1月16日(月) 測色研究会研究発表会 発表募集のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 発表募集のご案内

 2016年11月の日本色彩学会 秋の研究会大会で実施しましたチュートリアルは、好評を持って無事に終了することができました。参加頂いた多くの方々、またチュートリアルの実施に際してご協力いただいた皆様方にこの場をおかりして、お礼申し上げます。
 さて、その関係で例年12月に開催しておりました研究発表会ですが、今年度は3月24日に実施致します。研究発表にふるってご応募ください。
測色研究会 主査 大住 雅之, 武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:2017年3月24日(金) 10:00 〜 17:00
(総会含む、開催時間帯は発表応募件数の関係で変更の可能性があります。)
場所:タワーホール船堀 401会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:発表会の後、ささやかながら懇親会を予定しております。

2.研究発表募集概要
発表資格:日本色彩学会、色材協会の会員が少なくとも1名、発表者の中に含まれていることが必要です。会員は正会員、学生会員、賛助会員の企業の方等、その種別を問いません。既発表、未発表いずれの内容も、当研究会の主旨に沿うものであれば受け付けます。
発表方式:口頭発表としますが、以下の内容を可とします。
・登壇者は複数でも構いません。共同発表に名を連ねていれば、登壇可能です。
・発表はプロジェクターを基本としますが、その他、サンプルや実機デモ、ポスターの併用も構いません。プロジェクターはご要望によりFull HD(1920×1080Pixel)も可能です。
・壇上には机、及び電源を用意します。
・発表毎に最低5分間のインターバルを設けます。
・英語での発表も可とします。
発表持ち時間:最長30分とします。最低3分の質疑時間の確保を義務とし、それ以外は発表者の配慮により発表と質問の時間配分は自由です。発表途中での質問の受付、双方向の議論など、発表者の主導により行うことを可とします。
発表審査:申し込み時に500字程度の概要を提出頂き、プログラム委員会にて審査します。
審査結果は後程、通知致します。申し込みの際の概要は英語での記載も可とします。
尚、審査は2名の委員により行います。
発表論文:発表者の方は、審査通知後、発表論文の提出をお願いします。
ページ数はA4用紙で2〜6P、英語での記載も可とします。
発表分野:
 次の分野の発表を募集します。色彩計測に関連する方法や計測結果に基づく研究発表等、様々な視点での発表を期待します。また、学生の卒論、修論発表等、歓迎します。複数名の登壇も可としますので、発表が初めての方も、気軽に挑戦されては如何でしょうか。
@物理測色A視感測色Bデジタルアーカイブ
Cマルチバンド・分光イメージングD肌色測定E環境測定
F表色系G色差H色票
I混色,調色,CCM(Computer Color Matching)Jメタメリズム
Kその他

参加費:    無料 (発表者には当日、発表論文集を配布します。)
申込方法:
別添の申込用紙に記入の上、下記宛て、e-mailにてご送付下さい。
※受領しましたら、その旨、返信致します。もし、受領確認の返信が1週間経過して無い場合、必ず、お尋ね下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
      (日本色彩研究所 小林信治)
発表申込締切:
2017年2月16日(木)
      ※尚、発表可能となった場合、発表論文の提出締切は、2017年3月17日(水)です。

3.参加申込方法:
参加費: 無料 (参加者には当日、発表論文集を配布します。)
申込方法:
氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生
の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
        (日本色彩研究所 小林信治)
※懇親会参加の予定をお知らせください。
参加申込締切:
2017年3月22日(水)

※皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内:


以上

2015年11月20日(金) 測色研究会 2015年度研究発表会のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 2015年度研究発表会のご案内

  2015年度研究発表会の開催について御案内申し上げます。今回は6件の研究発表を行います。ご発表に取り組んでいただきます発表者の方々には心よりお礼申し上げます。発表会では、2つのセッションを設けました。セッションTでは「分光情報の獲得と可視化技術」について3件ご発表頂きます。分光イメージングや、肌再現に関わるナノメータオーダーでのシミュレーション技術、角膜反射に基づく解析結果など、いずれも大変興味深いご発表です。セッションUは「測色と評価方法」です。最新の計測システムの開発や技術に関して2件、色差式に関する評価研究に関して1件のご発表です。内視鏡といった特殊な対象の測色に関する技術や、分光レベルでの画像プロジェクション技術について、ご発表頂きます。引き続き色差式の評価に関してはフィールドテストに基づく評価実験結果といった、貴重な内容でのご発表となります。
  また、今回の会では、特別講演として千葉大学の矢口先生に「意外と知らない表色の基礎と新しいCIE表色系」と題し、生理学的色空間に基づく新しいCIEの表色系について、お話し頂く予定です。更に現在、新しい色差規格であるJIS Z 8781-6 「CIEDE2000色差式」について、原案の作成が進行中です。原案作成委員をパネラーに迎え、本JIS規格に関するパネルディスカッションを予定しています。
  以上、皆様の参加をお待ちしております。宜しくお願い申し上げます。
測色研究会主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2015年12月18日(金)10:35 〜 17:00 (総会含む)
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:  どなたでもご参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております。
予稿集:  予稿集はPDFでの事前配布を行います。準備ができ次第、ダウンロードの案内を致しますので、十分にご注意ください。

2.プログラム
10:00〜10:30  開場 受付
10:30〜10:35  挨拶 開催要領説明

セッションT:分光情報の獲得と可視化技術 (座長 土田勝 日本電信電話(株) コミュニケーション科学基礎研究所)
10:35〜11:05  T-1.「分光イメージングデータ用カラー合成シミュレーターの開発」 (30分)
          *松本 和二(分光応用技術研究所)
11:05〜11:35  T-2.「肌質感再現のための可視化シミュレーション技術構築」 (30分)
          *山口 義隆,谷 武晴,池田 恵梨子,吉田 那緒子,磴 秀康
           (富士フイルム株式会社 R&D統括本部 画像技術センター)
11:35〜11:55  T-3.「角膜反射像を用いたシーンの色信号推定と解析」 (20分)
          *西 省吾(大阪電通大),大寺 亮(神戸情報大学院大),富永 昌治(千葉大)

11:55〜13:10  昼食休憩(75分)

特別講演:
13:10〜14:20  「意外と知らない表色の基礎と新しいCIE表色系」
千葉大学 矢口博久先生
※生理学的色空間に基づく新しいCIEの表色系について、お話し頂きます。CIETC1-36で長年議論されてきたもので、2006年にまずPart 1としてCIE cone fundamentals(錐体の分光感度)が出され、今年Part 2としてこれをもとにしたXYZ型の表色系が発行されます。年齢、視野サイズ等が考慮された表色系で、測色の分野でも今後影響の大きいものと思われます。


セッションU:測色と評価方法 (座長 武井昇 群馬職業訓練支援センター)
14:20〜14:45  U-1.「医療用内視鏡システムの測色方法」 (20分)
          *太田 紀子(HOYA株式会社 PENTAXライフケア事業部 医用機器SBU 製品開発部)
14:45〜15:15  U-2.「マルチスペクトルプロジェクタの開発と測色への応用」 (30分)
          *平井 経太,入江 大輔,堀内 隆彦(千葉大学大学院 融合科学研究科)
15:15〜15:35  U-3.「メタリック色の色差管理規格DIN6175-2の検討」 (20分)
          *増田 豊(関西ペイント(株))

15:35〜15:50  休憩 (15分)

パネルディスカッション:新しい色差規格 JIS Z 8781-6 CIEDE2000色差式について
15:50〜16:50  登壇者   小松原 仁(一般財団法人 日本色彩研究所)
豊田 敏裕(静岡県工業技術研究所)
大住 雅之(株式会社 オフィス・カラーサイエンス)
※JIS原案作成委員を中心に、パネルディスカッションを行います。規格の内容、背景や将来展望等、会場の皆様と共に、深く掘り下げていきたいと思います。

総会:
16:50〜17:00  今年度の報告と共に、来年度の活動計画について、総会を開催します。

懇親会
17:30〜20:30  会場の近くで2〜3時間ほど、ささやかながら懇親会を予定しています。参加希望者は申込みの際に合わせてご連絡下さい。会費は4〜5千円程度で当日、懇親会の際に徴収します。

3.参加申込方法
参加費:  無料 (参加者には事前に発表論文集のPDFをダウンロードして頂きます。)
申込方法:  氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記、日本色彩研究所、小林宛てご連絡下さい。
e-mail: kobayashi.shinji@jcri.jp
※ 懇親会参加の予定を併せてお知らせください。
申込締切:  2015年12月15日(火)
※ 会場の都合により先着50名で締切らせて頂きます。皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内

2015年10月2日(金) 測色研究会研究発表会 発表募集のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 研究発表会 発表募集のご案内

 8月から断続的に続いた長雨もようやく一段落し、山からは紅葉の便りが届く頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
2015年度の研究発表会をご案内させて頂きます。今回は特別講演に千葉大学の矢口先生をお招きし、「意外と知らない表色の基礎と新しいCIE表色系」と題して、生理学的色空間にもとづく新しいCIEの表色系のお話をしていただく予定です。その他、色差の新JISに関するパネルディスカッションを行います。皆様、ふるってご応募、ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
測色研究会 主査 大住 雅之, 武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:2015年12月18日(金) 10:00 〜 17:00
(総会含む、開催時間帯は発表募集の関係で変更の可能性があります。)
場所:タワーホール船堀 401会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:どなたでも参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:発表会の後、ささやかながら懇親会を予定しております。

2.研究発表募集概要
発表資格:日本色彩学会、色材協会の会員が少なくとも1名、発表者の中に含まれていることが必要です。会員は正会員、学生会員、賛助会員の企業の方等、その種別を問いません。既発表、未発表いずれの内容も、当研究会の主旨に沿うものであれば受け付けます。
発表方式:口頭発表としますが、以下の内容を可とします。
・登壇者は複数でも構いません。共同発表に名を連ねていれば、登壇可能です。
・発表はプロジェクターを基本としますが、その他、サンプルや実機デモ、ポスターの併用も構いません。プロジェクターはご要望によりFull HD(1920×1080Pixel)も可能です。
・壇上には机、及び電源を用意します。
・発表毎に最低5分間のインターバルを設けます。
・英語での発表も可とします。
発表持ち時間:最長30分とします。最低3分の質疑時間の確保を義務とし、それ以外は発表者の配慮により発表と質問の時間配分は自由です。発表途中での質問の受付、双方向の議論など、発表者の主導により行うことを可とします。
発表審査:申し込み時に500字程度の概要を提出頂き、プログラム委員会にて審査します。
審査結果は後程、通知致します。申し込みの際の概要は英語での記載も可とします。
尚、審査は2名の委員により行います。
発表論文:発表者の方は、審査通知後、発表論文の提出をお願いします。
ページ数はA4用紙で2〜6P、英語での記載も可とします。
発表分野:
 次の分野の発表を募集します。色彩計測に関連する方法や計測結果に基づく研究発表等、様々な視点での発表を期待します。また、学生の卒論、修論発表を視野に入れた腕試し等、歓迎します。複数名の登壇も可としますので、発表が初めての方も、気軽に挑戦されては如何でしょうか。
@物理測色A視感測色Bデジタルアーカイブ
Cマルチバンド・分光イメージングD肌色測定E環境測定
F表色系G色差H色票
I混色,調色,CCM(Computer Color Matching)Jメタメリズム
Kその他

参加費:    無料 (発表者には当日、発表論文集を配布します。)
申込方法:
別添の申込用紙に記入の上、下記宛て、e-mailにてご送付下さい。
※受領しましたら、その旨、返信致します。もし、受領確認の返信が1週間経過して無い場合、必ず、お尋ね下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
      (日本色彩研究所 小林信治)
発表申込締切:
2015年11月9日(月)
      ※尚、発表可能となった場合、発表論文の提出締切は、2015年12月9日(水)です。

3.参加申込方法:
参加費: 無料 (参加者には当日、発表論文集を配布します。)
申込方法:
氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生
の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
   e-mail:    kobayashi.shinji@jcri.jp
        (日本色彩研究所 小林信治)
※懇親会参加の予定をお知らせください。
申込締切:
2015年12月9日(水)

※皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内:


以上

2015年3月3日(火) 測色研究会 2014年度研究発表会のご案内

《PDFファイルによるご案内はこちら》

測色研究会 2014年度研究発表会のご案内

  2014年度研究発表会の開催について御案内申し上げます。今年は8件の発表・事例紹介を行います。 AIC開催前で大変お忙しい中、発表に取り組んでいただきます発表者の方々には心よりお礼申し上げます。
  今回の研究発表会では、3つのセッションを設けました。
  セッションTは、「測色事例・方法」です。今回より、事例発表のセッションを設けました。光学素子等の先端材料の測定等、多くの事例をご発表頂きます。 また、分光イメージングの校正上のポイント等、特有の問題にスポットを当て、校正方法に関する発表を行います。
  セッションUでは、「新しい測定技術」について、最新の計測システムの開発に関し、3件ご発表頂きます。肌の計測では最先端となるOptical Coherence Tomography (OCT)を応用した高速計測が可能な、肌の断層色の測定システムをご発表頂きます。また、マルチバンド測定では、新たな分野となる蛍光測定に関する発表を行って頂きます。
加えて質感測定として、像の鮮明度に関するご発表を、原理的な側面から有用性に至るまで、ご発表頂きます。
  最後にセッションVですが、「自動車の色」に関連する話題で3件ご発表頂きます。変角測定での儉*に関し、視感判定との一致性を高め、より妥当な判定につなげる為の色差式の補正に関するご発表を行って頂きます。塗色とキズの目立ちにくさに関し、シルバーとグレーの2色に着目し、評価実験を通しての結果について、ご発表頂きます。また、近年の省エネ事情、及び電気自動車の普及に伴い、自動車塗色と消費電力の関係について、ご発表を行って頂きます。
  以上、皆様の参加をお待ちしております。宜しくお願い申し上げます。
測色研究会主査 大住 雅之、武井 昇

1.研究発表会実施概要
日時:   2015年3月27日(金)10:40 〜 16:30 (総会含む)
場所:   タワーホール船堀 401会議室
       〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加資格:  どなたでもご参加頂けます。参加費用は無料です。
懇親会:  発表会の後,ささやかながら懇親会を予定しております。
予稿集:  今回より予稿集にはPDFでの事前配布を取り入れます。準備ができ次第、ダウンロードの案内を致しますので、十分にご注意ください。

2.プログラム
10:10〜10:40  開場 受付
10:40〜10:45  挨拶 開催要領説明

セッションT:測定事例・方法 (座長 武井昇 群馬職業訓練支援センター)
10:45〜11:15  T-1.「先端素材を分光光度計で測る(色彩編)」
          *森島綾子 (ジャスコエンジニアリング梶j
11:15〜11:45  T-2.「分光イメージングに於ける校正方法に関する考察
                    −ピクセルシフトの補正と,校正標準がマット面である影響について−」
          *大住雅之 (株式会社 オフィス・カラーサイエンス)

11:45〜13:15  (昼食)

セッションU:新しい測定技術 (座長 大住雅之 株式会社 オフィス・カラーサイエンス)
13:15〜13:45  U-1.「各色で見る肌の断層像
                    −ワンショット紫外-可視分光OCTの開発−」
          *中村崇市郎,平山平二郎 (富士フイルム(株)R&D統括本部 解析技術センター)
13:45〜14:15  U-2.「マルチバンドカメラによる蛍光特性の計測」
          *土田勝,森稔,柏野邦夫,大和淳司 (日本電信電話(株)コミュニケーション科学基礎研究所)
14:15〜14:35  U-3.「像の鮮明度測定技術」
          *田中智,須賀茂雄,喜多英雄 (スガ試験機株式会社)

14:35〜15:00  (休憩)

セッションV:自動車の色  (座長 小林信治 一般財団法人 日本色彩研究所)
15:00〜15:15  V-1.「マルチアングル測色における儉*補正項の計算法」
          *若井宏平 (株式会社 クリイノ創研)
15:15〜15:35  V-2.「自動車の塗装におけるシルバーとグレー
                    −塗装におけるキズの目立ちづらさ−」
          *市原恭代,高田浩平 (工学院大学)
15:35〜16:05  V-3.「自動車上塗り色と冷暖房の消費電力の関係の検討
                    −神奈川県で電気自動車を買うなら白が得か?黒が得か?−」
          *増田豊 (関西ペイント株式会社)

総会:
16:05〜16:30  今年度の報告と共に、来年度の活動計画について、総会を開催します。
          また、AIC2015の日本開催に関する紹介を行います。

懇親会
17:00〜19:30  会場の近くで2〜3時間ほど、ささやかながら懇親会を予定しています。参加希望者は申込みの際に合わせてご連絡下さい。会費は4〜5千円程度で当日、懇親会の際に徴収します。

3.参加申込方法
参加費:  無料 (参加者には発表論文集を配布します。)
申込方法:  氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記宛てご連絡下さい。
e-mail: ken-suzuki@mcrl.co.jp
※ 懇親会参加の予定を併せてお知らせください。
申込締切:  2015年3月25日(水)
※ 会場の都合により先着40名で締切らせて頂きます。皆様の参加をお持ちしております。

4.会場案内


[バックナンバー] [目次] [トップ]

日本色彩学会
Akiary v.0.61 (retouched)