| 会員種別 | 参加費 | ||
|---|---|---|---|
| 大会参加費 | 登壇者 | 正会員・ 個人賛助会員・賛助会員 | 4,000円 |
| 学生会員 | 2,000円 | ||
| 非会員(一般) | 5,000円 | ||
| 非会員(学生) | 2,000円 | ||
| 登壇者以外 | 正会員・ 個人賛助会員・賛助会員 | 3,500円 | |
| 学生会員 | 1,500円 | ||
| 非会員(一般) | 4,500円 | ||
| 非会員(学生) | 1,500円 | ||
| 交流会費 | 正会員・名誉会員 個人賛助会員・賛助会員 | 4,500円 | |
| 学生会員 | 2,500円 | ||
| 非会員(一般) | 4,500円 | ||
| 非会員(学生) | 2,500円 | ||

倉敷の実業家大原孫三郎(1880-1943)に絶大なる信頼を得た建築家薬師寺主計(1884-1965・岡山県総社生まれ・大学時代は大原家奨学生)の建築活動について紹介したい.
薬師寺は,東京帝国大学工科大学建築学科を卒業後,佐野利器の勧めによって異色の陸軍省に入省した.陸軍省では建築技師として最高の地位に昇り,陸軍省で初めて天皇の技師・勅任技師の称号を与えられた人物である.
1922年,渡欧時に日本人建築家として初めてル・コルビュジエと面談し,彼の国際建築様式につながる考えを聞きとり,図面も入手して帰国した.そして,ル・コルビュジエを日本の建築界に建築雑誌で紹介した最初の人物でもある.
関東大震災の復興後,大原孫三郎の求めに応じ1926年に陸軍省を依願退職,大原家の事業展開に参画した.有隣荘(1928年)は,薬師寺の設計によるものであるが,和風部分は東京帝大教授伊東忠太の指導を受けている.洋風部分は薬師寺が用いたアール・デコ様式で表現された.
しかし,屋根瓦の色や食堂のインテリアは児島虎次郎(大原美術館の西洋絵画を収集した画家)の進言によって中国風に覆った建物である.奇抜な和洋中折衷様式といえる.大原美術館は当初,この場所に建つ予定ではなかった.
薬師寺の進言によって急遽,大原の許しを得て、現在の位置に昭和5年3月に決定された.そして,この年の10月に完成している.当初,大原美術館は赤いスパニッシュ瓦で葺かれる計画であったが,建設途中に急遽,現在の形状に変更となった経緯がある.
建物はローマ建築様式を採用している.これら二つの建物を中心に,建物の建設経緯と建築意匠のあり方について述べたい.
困りごとがないところにはまちづくりの活動は起きない.都市部では,景観,建築物は経済活動で作られる.
経済活動中心にまちづくりが進む一方,住民はどのようにまちづくりに関われるのか.
公共空間の質でまちは変わる.美しいまち並みとは?「まちにあかりを灯す」をキーワードに8つのあかりを灯す活動を進めている.![]() | ![]() |
主 催:日本色彩学会 運 営:日本色彩学会第1回秋の大会[倉敷]'13実行委員会 連 絡 先:〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 日本色彩学会第1回秋の大会[倉敷]’13事務局(辻埜) e-mail: zenkoku2013@color-science.jp Tel.06-6231-4071 Fax.06-6231-4073 大会Webページ:http://www.color-science.jp/event/akinotaikai/index.html
