LOJ&LC 大会前日(11月24日・金)
プレ企画(見学・懇親会)のご案内

美しい日本の色彩環境を創る研究会 主査 林 英光(愛知県立芸術大学名誉教授)
くらしの色彩研究会 主査 渕田隆義(女子美術大学)

研究会大会初日(11月25日(土))に開催される美しい日本の色彩環境を創る研究会・くらしの色彩研究会共催シンポジウム「“伝統・未来”名古屋から世界へ 〜 Arte 凸盛り Nagoya 〜」のプレ企画として、産業文化の街名古屋、尾張徳川の城下町名古屋、堀川水運を生かした街名古屋の歴史と文化に触れる見学会と懇親会を企画しました。


名古屋城本丸御殿復元障壁画
 名古屋市が運営する名古屋観光ルートバスメーグル
  http://www.nagoya-info.jp/routebus/
 (1日乗り放題500円、1回乗車210円)沿線には
 @トヨタ産業技術記念館(http://www.tcmit.org/)
 Aノリタケの森(http://www.noritake.co.jp/mori/)
 B本丸御殿復元公開中の名古屋城
 (http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/)
 C徳川園;徳川美術館と蓬左文庫
 (http://www.tokugawa-art-museum.jp/)
 D名古屋陶磁器会館(http://nagoya-toujikikaikan.org/)
 E文化の道(二葉邸、撞木館等)
 (http://www.nagoya-rekimachinet.jp/)

 と名古屋の歴史と文化に触れられる施設が数多くあります。

 更に、名古屋城から堀川に沿って南下すると、名古屋で一番古い商店街 円頓寺商店街や堀川水運を生かした尾張商人の蔵や母屋が残る四間道(しけみち;現在はレストランや洒落た店として活用)、堀川端に若者たちが始めた“なやばし夜イチ”(毎月第4金曜日)などなど・・・。

<行 程>
   名古屋駅バスターミナル(https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/BUS/TRP0001987.htm)J乗り場に
   13:00集合(色彩学会の手旗を持った案内人が待機しています)
   13:30発 好きな目的地を選んでメーグルに乗車
    例1)名古屋駅13:30→13:52名古屋城(14:30発→14:52着でも可)
    例2)名古屋駅13:30→13:38トヨタ産業技術記念館14:38→14:52名古屋城
    例3)名古屋駅13:30→13:42ノリタケの森14:42→14:52名古屋城
   15:15〜16:00 名古屋城本丸御殿見学(案内:名古屋城本丸御殿障壁画復元模写 秦誠先生を予定)
   16:30〜17:30 堀川沿いの古い町並み(四間道等)を散策しながら懇親会場
   17:30〜19:00 ギャラリーカフェブランカ( http://www.blanka.co.jp/)で懇親会(参加費:4,000円)
      堀川端に尾張商人の蔵が並ぶ一角にある洒落たイタリアンの店(定員25)
   19:30〜 “なやばし夜イチ”ブラ(流れ解散)
    名古屋近郊から参加の方は、朝から何ヶ所か巡ったのち、15:15に名古屋城本丸御殿入口にお出で下さい。


※懇親会参加者は、必ず事前申込・会費納入をお願いします。定員になり次第〆切らせていただきます。
 懇親会申込方法:「24日懇親会参加申込」と記した上で、氏名、TEL(ケータイ)、E-mail、を添えて、11月10日までに下記メールアドレスまたはFAX先に申込ください。
 E-mail:info@colaful.jp FAX:0561-48-5614 くらしの色彩研究会事務局 市場丈規
 申込受付後、懇親会費振込先を連絡させていただきます。会費納入をもって正式申込とします。




LOJ&LC 大会第1日(11月25日・土)
シンポジウム“伝統・未来”名古屋から世界へ 〜Arte凸盛りNagoya〜

 2050年に日本はデータ予測から世界で最も悲惨な国になると言う。この度のシンポジウムは、名古屋が最近「行きたくない街」No1に挙げられたこともさることながら、風土と伝統を活かし、アートワークを中心に名古屋の魅力に光を当て、未来に向けてプラスのパワーを発信することが目的である。
 ところで名古屋は本当に魅力のない都市なのであろうか。400年前に遡ると、この地は戦国の3英傑を生み育て、徳川家康が未来の豊かな都市を予見し、「四神相応」をもって名古屋と江戸の今日の繁栄の基礎を造り、明治の文明開化まで世界でも稀な260年間戦争をせず、優れた日本文化を全うした大元である。 しかし何故この地は多くの文化財や優れたものが多くあるにもかかわらず、今「行きたくない街」No1なのか。その理由の一つは、それぞれの良きものが個々バラバラに存在し、周囲との調和や関連性がないからである。 進行中の名古屋城天守閣木造復元にしても、相変わらず物ありきの箱物的発想で、周りの環境も含め同時に大名古屋圏の整備ビジョンがなければ、今日本中に蔓延している目先の面白さで終わり、本来のあるべき姿ではない。 近隣の国に見られる政治家の理想主導で困難を乗り越え実現し、市民や世界中からの観光客が絶えない清渓川の再開発や、シンガポールの見事な美しく幸せが輝いている未来的景観づくりのような大きな志が、今わが国全般において何事にも欠如している。家康か?構想した城と堀川、その周囲から伊勢湾に至る骨格を大切に、未来に向けてアートから都市環境まで一体の調和を進め、行きたくなる「産業文化首都」名古屋を世界へ発信したい。
コーディネーター  林 英光
【パネラー紹介】

杉山さん(左)と安藤さん(右)
●杉山 ひとみ アルテデコジャパン 厚生労働省認定 陶磁器上絵付け1級技能士
●安藤 栄子  アルテデコジャパン 厚生労働省認定 陶磁器上絵付け1級技能士

 名古屋絵付けは、瀬戸や美濃で作られた白い陶磁器に様々な技法で上絵付けを施したものです。主に海外への輸出で発展しましたが、現在は途絶えつつあります。その中の技法である立体的なデコ盛りは大変珍しく、伝統技法の一つです。このデコ盛り技法を上絵付け作品に新たに取り入れて、守り伝えていく継承活動をおこなっています。
▼13:00〜14:00 ワークショップ「名古屋上絵付け凸盛り体験」定員15名(事前予約・実費有償)
 詳細は研究会大会特設Webページにてお知らせします。

●秦 誠 愛知県立芸術大学 名誉教授  愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所 顧問
 名古屋城本丸御殿は、400年前の狩野派による障壁画がほぼ丸ごと残されている極めてまれな存在です。現在進められている本丸御殿再建に合わせて、障壁画も描かれた当初の状態を想定した「復元模写」を行っています。総金箔地に極彩色の花鳥画や、切箔を幾重にも撒く水墨画など、桃山時代の最先端を体感できる模写作業は大変贅沢な時間です。
▼24日(金)プレ企画「見学・懇親会」にて、現地(名古屋城本丸御殿)解説を予定。詳細は研究会大会特設Webページをご覧ください。

●大須賀 彩 有松・鳴海絞 括り職人 ブランドAyaIrodori設立 JCI商品展開
生地の特性と加工が生み出す、有松鳴海絞の新たな可能性 これまで私は、400年以上の歴史を持つ有松鳴海絞の括り職人として数々の商品を手掛けてきました。有松鳴海絞は、世界的に見ても技法の種類が多いという特徴があります。これまで衰退した時期もありましたが、その度に新しい技術を取り入れ変化してきたのが有松鳴海絞なのです。絞り染めでしか表現できない面白さと可能性を知って頂けたらと思います。
▼15:05〜 大須賀彩さんを追ったドキュメンタリー番組「明日への扉」上映

●寺園 風 なやばし夜イチ代表 いなべ市で農業と食堂経営
「観光:特に見るとこなし」海外のガイドブックでの名古屋の紹介文。そんなことない!。。でもそうかも。。でも。。仲間と飲みながら「名古屋でなんかしたいよねー」と浮かんだナイトマーケット!みんなのワクワクを納屋橋へ!名古屋のど真ん中でナイトマーケット!今年8年目突入!
▼24日(金)プレ企画「見学会&懇親会」の最後は“なやばし夜イチ”へ
詳細は研究会大会特設Webページをご覧ください。

【作品・製品展示】
大会会場にて有松絞、名古屋上絵付け凸盛り、知多木綿の作品、各パネラー提供写真等を展示しています。



LOJ&LC 大会第1日(11月25日・土)
平成29年度研究会大会ワークショップ 名古屋上絵付け凸盛り体験

美しい日本の色彩環境を創る研究会 主査 林 英光(愛知県立芸術大学名誉教授)
くらしの色彩研究会 主査 渕田隆義(女子美術大学)

 名古屋絵付けは、瀬戸や美濃で作られた白い陶磁器に様々な技法で上絵付けを施したもので、主に海外への輸出で発展しましたが、現在は途絶えつつあります。その中の技法である立体的なデコ盛りは大変珍しく、伝統技法の一つです。
 今回、このデコ盛り技法を体験できるワークショップを企画しました。指導は厚生労働省認定陶磁器上絵付1級技能士の杉山ひとみさんと安藤栄子さんです。

◆素材は白磁ペンダントトップ 大きさ縦5cm、横4cm 穴1カ所(チェーンなどを付けるところ)
◆色は、当日7色(白、黒、濃青、薄青、ピンク、緑、黄)ご用意いたします。この中より、2色を選び制作いたします。
◆作品は焼成後、着払いにてお届けします。

作品見本(例):チェーンは用意しておりません

日時・場所:11月25日13:00〜14:00 椙山女学園大学生活科学部棟B205教室
参加費(材料費):2,000円(当日会場にて支払い)
定 員:15名(必ず事前申込をお願いします)
申込方法:氏名、住所、TEL、E-mailを記載の上、「凸盛り体験WS参加」と書いて
下記EmailまたはFAX先へ11月14日までに申し込みください。〆切期日前でも定員に達し次第〆切らせて頂きます。
Email:info@colaful.jp 、FAX:0561-48-5614 くらしの色彩研究会 事務局 市場丈規宛




PC&LC 大会第1日(11月25日・土)
招待講演&ワークショップのご案内

パーソナルカラー研究会 主査 稲垣 有美子(パーソナルカラースタジオ 彩花)
くらしの色彩研究会 主査 渕田 隆義(女子美術大学)

研究会大会1日目(25日(土))において、パーソナルカラー研究会とくらしの色彩研究会の合同企画として、 下記の招待講演ならびにワークショップ2件を開催いたします。 みなさまふるってご参加ください。

〈招待講演〉「ヘアメイクアップカラーの心理学」

日時:11月25日(土) 10:30〜12:30 B201教室
講師:中川登紀子氏(ハリウッド大学院大学准教授)
概要:美容業界で髪色や髪型を決めるために用いられるイメージマップや、心理学研究で好かれやすいとされる第一印象の見えかた、これまでの研究内容などをご紹介しながら、髪色や口紅の色が与える第一印象や好ましさについてお話します。また、ヘアカラーに馴染みのない方のために、ヘアカラー色彩学のエッセンスについてもお話しいたします。後半はQ&Aセッションとして、参加者の皆様からご質問を受け付けます。

〈ワークショップ1〉「DICカラーアプリde選ぶパーソナルカラー」

日時:11月25日(土) 13:30〜14:30 B204教室
プレゼンター:中井浩子、浜田有里恵(パーソナルカラー研究会会員)
概要:スマートフォンアプリ「DICカラーアプリ」を使いパーソナルカラー用アプリに分析、所属している団体、勉強法、使用ドレープなど垣根を越えて全国統一パーソナルカラーの色分析を目指します。昨年より拡大し今年はDICカラーガイド1〜501(501色)を分析するワークショップも行います。

〈ワークショップ2〉「ヘアメイクアップカラーの心理学」

日時:11月25日(土) 14:30〜15:00 B204教室
プレゼンター:中川登紀子(パーソナルカラー研究会会員)
概要:日本人女性の平均顔をベースに、ヘアカラーやリップカラーを変えた画像を提示し、どのような第一印象をもつか、アンケートにご記入いただきます。ご協力者には平均顔ヘアカラーチャートなどのお土産をご用意しております(先着50名)。

〈 ポスター発表 〉

日時:11月26日(日) 13:00〜14:00 椙山女学園大学生活科学部棟 B2F オープンスペース
概要:展示は 25 日、26 日両日です。
講演及びポスター発表はくらしの色彩研究会との共催で行っています。


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