関西支部からのお知らせ

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2019年3月8日(金) 平成30年度総会・特別講演会<4/6>ご案内

日本色彩学会関西支部平成30年度総会・特別講演会ご案内

関西支部では標記総会・特別講演会を下記のとおり開催いたします。第22回色彩学会賞を受賞された苧阪直行先生に受賞記念特別講演をお願い致しました。高次脳における色彩情報処理について議論できるまたとない機会です。また、次年度事業に関しましては、会員からご提案のありました色彩講座を新規に企画しております。ご出席賜りますようお願い申し上げます。 <支部長 森本一成>

日 時:2019年4月6日(土)14:00~17:00
場 所:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線 寝屋川市駅下車3 分)

◇関西支部総会 14:10〜14:50

議題:
(1)平成30年度事業報告
(2)平成30年度決算報告
(3)2019年度事業計画
(4)2019年度予算案
(5)その他

◇特別講演 15:00〜17:00

<色彩学会賞受賞記念特別講演>
 
苧阪 直行 氏(京都大学名誉教授)「色彩感情の脳内メカニズム」
 
色彩感情が私たちの生活にもたらす意味については、オリバー・サックスが「色のない島」で描いた遺伝子疾患による色覚障害の人々の経験、あるいは事故による脳の障害で後天的に色彩の意識を失った画家、さらにはバーリンとケイの「色彩基本語」における色のカテゴリ形成における言語の影響などが多くのことを教えてくれる。色はどのように記憶され、感情とどのように結びつきながら想起されるのかを、色彩調和や好悪の判断などの脳のはたらきを通してみてゆきたい。

略歴 :1976京都大学大学院文学研究科実験心理学修了、追手門学院大学助教授、京都大学教授、特任教授を経て名誉教授。日本学士院会員、大阪大学脳情報通信融合研究センター招聘教授、2000年日本色彩学会会長

参加費:会員2,000円,学生・院生1,000円,非会員3,000円

申 込:参加希望者は、当日参加も可能ですが、あらかじめe-mailにて、件名を「関西支部総会・特別講演会 参加」とし、参加者名、会員あるいは非会員を明記のうえ下記までお申込みください。
日本色彩学会関西支部(辻埜) e−mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073

2019年2月14日(木) 関西支部大会(3/2)<オープンカラーラボと研究発表会> 「3色で楽しむ学びの場」 一般参加者(聴講・見学)募集

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平成30年度日本色彩学会関西支部大会<オープンカラーラボと研究発表会>
<3色で楽しむ学びの場> 一般参加者(聴講・見学)募集
(関西支部第3回西日本活性化事業)
関西支部長 森本一成
*詳細は<2019関西支部大会ご案内>のPDFをご覧ください。

 2019年3月2日(土)に平成30年度関西支部大会を開催いたします。昨年から始めたオープンカラーラボは大変好評でしたので今年も企画しました。また、従来の研究発表に加えて、今回は特別講演「色彩とヒューマンインタフェース ― 楽しいカラーBADUIの世界 ―」を企画しました。これらの3つの企画は、多様な色彩研究領域の交流と融合を実現し、3つの側面から色彩に関する議論を深めることのできる、いわゆる「3色(側面)で楽しむ学びの場」を提供するものです。また、本企画は関西支部が実施する第3回西日本活性化事業として行うもので、現会員並びに将来の会員を対象にした有意義な企画になるものと考えています。
 今年も発表・展示等の参加各位の情報を「カラーラボカタログ」集として発行し、一般の参加者にも提供いたします。多くのご参加を期待しています。

日 時:2019年3月2日(土)10:00〜18:00 (受付 9:30から)
会 場:大阪電気通信大学駅前キャンパス(京阪本線 寝屋川市駅下車3分)

【関西支部大会プログラム】

◆研究発表会 10:05〜11:25
@ 視覚特性に基づく景観画像の階調制御 片野坂拓人、西 省吾(大阪電気通信大学)
A DCGANを用いた色素斑形状自動生成と皮膚画像への合成 土居元紀、伊藤紘輝、西 省吾、来海 暁(大阪電気通信大学)
B 種々の光源下での新旧JIS安全色票の見え方と順応に関する考察 田村繁治(産業技術総合研究所)、茂里 康(和歌山県立医科大学)
C 反対語の色の連想に関する300名のアンケート調査結果―国際比較のために― 吉村耕治(関西外国語大学短大部名誉教授)、山田有子(挿絵画家・色彩講師)、桑野優子(カラープランナー)、齊藤美雪(日本こども色彩協会)
D 色彩調和判断に関わる脳機能解析 池田尊司(金沢大学)、苧阪直行(京都大学)、苧阪満里子(情報通信研究機構)

◆オープンカラーラボ・プレゼンテーション(1)11:30〜12:30
*大阪電気通信大学情報学研究所 *金沢大学子どものこころの発達研究センター
*関西大学総合情報学部 浅野 晃ゼミ *京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵染織関連資料調査研究会

◆特別講演 13:30〜14:30
「色彩とヒューマンインタフェース ― 楽しいカラーBADUIの世界 ―」中村聡史 教授(明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科)

◆オープンカラーラボ・プレゼンテーション(2)14:40〜16:00
*エックスライト社 *コニカミノルタジャパン株式会社
*一般社団法人 TOCOL *株式会社トプコンテクノハウス
*株式会社分光応用技術研究所

◆オープンカラーラボ・プレゼンテーション(3)16:10〜17:30
*北口紗織研究室 *篠田博之研究室
*須長正治研究室 *山内泰樹研究室
*吉村色彩文化研究所

参加費:会員3,000円 学生・院生1,000円 非会員4,000円
*上記の金額を研究発表者、オープンカラーラボプレゼンター、聴講・見学参加者など、皆様から申し受けます。ただし、企業参加枠で有料参加されています各社(5社・法人)様には1名に限り参加費は無料です。

申 込:件名を「関西支部大会参加」とし、氏名・所属・連絡先・e-mail・会員/非会員を明記の上、下記までお申込みください。支部大会全体の参加人数等を把握いたしたく、当日参加も可能ですが、2月末までにお申し込みいただけますと幸甚です。
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel.06-6231-4071


2019年1月30日(水) 新春講演会「匠の技の保存継承」報告

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新春講演会「匠の技の保存継承」報告

 日本色彩学会創設70 周年記念として関西支部は2019 年1月12 日に京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパスにおいて新春講演会を開催した。講師らが2004 年から科学研究費を得て行ってきた伝統産業技能の保存と継承に関する研究成果の一部を紹介した。参加者は39 名であった。講演と質疑の内容を報告する。


・森本一成(京都工芸繊維大学 名誉教授)「技能の保存継承のための技能素からのアプローチ」

 技能に潜む勘やコツを明らかにする方法や、技能を容易に伝承するための理解しやすく動作等を提示する手法の開発が待たれている。本講演では、技能素による技能の保存継承の考え方について述べた。まず、技術・技能の保存継承の実態を分析し、技能の伝承が進まない原因として技能伝承が評価されないため技能伝承のモチベーションが弱いこと、作業のビデオ録画をしたが使われていないこと、科学的な解析やデータベース化がなされていないことなど多くの指摘がされていることを述べた。次に、2019 年度から職人の技をAI で分析し保存する取組みを行うとの報道(総務省)もあることなどから、今後は技術・技能伝承を進める方法の確立と有用なビッグデータを収集するための技能の計測データの標準化が必要になることを述べた。また、暗黙知の言語による形式知化に加えて、数値データでの表現ならびに両者の関連性の分析の必要性も指摘した。さらに、これまで進めてきた技能の保存継承のための多機能アーカイブの構築について説明した。そこでは、生体信号(筋電図・脳波・心電図・眼球運動・血流など)と3次元動作データとの関連性の分析を行うとともに、タイミングやリズムの定量的評価も行った。また、生理計測と並行して作業時の発話プロトコルの収集、心理的計測データも取得し、技能の分析に用いた。高度な技能の基礎的要素である技能素に関しては、「間」「按配」「タメ」「キレ」に着目した。例えば、共同研究者の宝珍輝尚教授が茶道のお点前を対象として「間」に着目し、基本動作が低次の周波数成分のみで比較的容易に抽出が可能なことを明らかにしたことなどを紹介した。加えて、その他の本学の共同研究者3 名の研究成果の一部も紹介した。岡夏樹教授(伝統技能の「間」と「案配」を活用したロボット技術)、小山恵美教授(技能の習熟過程における脳波等の計測)、荒木雅弘准教授(エージェントによる動作実演と音声コマンドによる動作学習支援システム)。


・芳田哲也(京都工芸繊維大学 教授)「動作計測や心理的計測から明らかになった匠の技(土壁、お茶、和菓子など)の特徴」

 匠の技は対象によって特徴が異なるため、ある特定の測定だけでそれを捉えることはできない。本講演では、複数の匠から得た身体動作データ、筋電などの生理的データ等から高度熟練技能者における「匠の技」を詳細に観察し、作業や動作時の特徴について解説した。 匠の技には、@「再現性が高い」A「作業時には一定のリズム(間)がある」B「作業姿勢が良い」C「よく見ている」D「作業状況や自然環境の変化に適応している」など、高度熟練技能に共通する作業時の特徴がみられ、さらにE「匠の技」を有する親方のほとんどは安定・積極型の性格を有し、長年の人生経験から「人格者」として完成された性格である親方が弟子を育てていることが推察された。これらの特徴は、匠の技の作業動作はリズミカルで連続しており、その繰り返しによる試行錯誤から疲労が少なく効率の良い作業姿勢を獲得していることが原因と考えられる。さらに完璧に近い製品を作るためには、自然環境を利用し臨機応変に作業内容を調節することも匠の技の重要な要素である。
 講演後のフロアーからの質問では「一定のリズム(間)」に関する内容が多く、間の定義や意義等の有意義な議論が行われた。また、熟練者と素人を比較するのではなく、弟子と親方との比較も重要であるとの意見もあった。本研究で示したデータは素人が匠の技を獲得するための第1歩として、匠の技を理解し実践するために有効活用できると考える。匠の技をある程度身につけた弟子が親方に近づき追い抜くには、本人の努力と創意工夫が必要と多くの親方は考えているようである。弟子が親方に近づく技の獲得過程を本研究で用いた実験・調査方法を用いて解明するのは容易ではなく、今後の更なる研究の推進が必要と考える。


・野宮浩揮(京都工芸繊維大学 准教授)「お点前の動作の特徴解析とビデオへのアノテーション挿入・表示システム」

 技能の保存・継承のためには、様々な計測データを適切にアーカイブ化して保存することが重要である。さらに、単にデータを保存するだけでなく、それぞれの技能における重要な動作の特徴を解析し、明らかにすることによって、技能習得の支援につなげることも肝要である。本講演では、はじめに、モーションキャプチャにより取得したお点前の動作について、データを簡潔な形でアーカイブ化するためのデータ処理手法と、機械学習を用いて、お点前における動作の特徴を解析した結果について述べた。
モーションキャプチャデータから得られる3 次元空間上で表される身体の各部位の座標の時系列データを量子化することにより、動作の特徴をできるだけ維持しつつ、データ量が少なく、簡潔なデータに変換する手法を示した。このデータを用いて、機械学習により、お点前の基本動作を識別する決定木モデルを構築した結果を示した。構築した識別モデルからは、柄杓や帛紗を用いた動作は比較的特徴を捉えられている一方、「間」は特徴を捉えることが難しいことが明らかになった。
 次に、熟練者と非熟練者の違いや、「キレ」の有無による違いなどを人手により確認するためのビデオへのアノテーション挿入・表示システムについて解説した。2 種類のビデオを同時に再生し、それぞれのビデオに対して、現在どのような動作をしているかということや、「タメ」や「キレ」が生じていることをリアルタイムにビデオに重ねて表示するデモを行った。
 講演後の質問として、モーションキャプチャデータの原点の位置に関する問いがあった。現状、原点の位置はキャプチャシステムから得られるものをそのまま用いているが、質問の際の指摘にあったように、身体部位のうち、位置の基準となる部位を原点とすることにより、動作の特徴をより良く捉えられるようになる可能性があると考えられるため、今後の検討が必要であると考える。また、本講演で扱ったモーションキャプチャデータは、実質的に技能者のみがお点前の動作を行うものであったが、「間」をはじめとした多くの動作については、技能者だけでなく、もてなす相手の存在も非常に重要である点についての指摘があったため、今後はこれらも考慮して、より適切な動作の分析を行っていく必要があると考えられる。


・渋谷 雄(京都工芸繊維大学 教授)「技能習得支援のための仮想鏡システムと技能の保存継承のこれから」

 身体動作の学習支援システムとして開発した「仮想鏡」について、システム構成及び表示内容を、ビデオを交えながら説明した。鏡を見るかのようにして学習するというコンセプトは理解いただいたと感じている。なお、質疑において、「仮想鏡では、学習者と教育者の大きさ(サイズ合わせ)はどうしているのか?」に対する当日の私の回答は不十分であり、後日確認したところ、学習者の肩の位置に記録済みの先生の肩の位置を合わせており、近似的ではあるが先生の大きさも補正していた。また、「タイミングを音で教示するのは良いが、どのような音か聞かせて欲しかった。」というリクエストには準備不足のため応えることが出来ず申し訳なかった。
 なお、「仮想鏡」について更に補足させていただく。「仮想鏡」は、動作学習を支援するシステムである。「仮想鏡」では、モーションキャプチャ装置を用いて手本とする動作、教師動作を記録しておき、学習者の動作の映像に学習者自身の骨格と教師動作の骨格を重畳してリアルタイムに表示する。重畳表示により、複数の対象に注意を向ける必要がなくなり、動作を実践しつつ誤りの確認が行いやすくなる。また、効果的な学習のために、誤りの確認を行いやすくすることに加え、動作の大事な部分を意識して学習することが出来るようにしている。関連研究では、熟練者とそうでない人の動作における差は、身体部位が動きだすときや身体部位の静止にみられるという報告がなされており、動作学習を支援するためには動き出してからの関節位置の変化やそのタイミングを学習できる必要があると言える。そこで、「仮想鏡」では、矢印により動き出し、骨格モデルの色の変化により停止を可視化している。これら可視化を行うことにより、単に重畳表示を行う場合よりも効果的に動作を学習できる。さらに、音の再生開始タイミングで動作の開始を、再生停止で動作の停止し、周波数の変化により速度の変化を提示する。
高速になるほど高音を再生するとし、300~1500Hz の範囲の音を提示する。

(総合討論) 講演内容について意見交換と質疑応答が行われた。その一部を紹介する。
・漆の色の計測について、用いた計測法では漆表面の凹凸の影響を受けるので注意が必要との指摘があった。計測器の特性を理解して計測することの重要性の指摘であった。
・複数のジャンルの職人の計測をしているが、計測の承諾はどのようにしているのかとの質問があった。確かにこのプロジェクトを始めるに際して技が数値化されることに危機感をもたれる方もいたが、何度も足を運び技の保存継承の重要性を説明し理解してもらった。
・講演で紹介された技能者の事例は動作する側の計測であったが、対象物の方にセンサーをつける必要性について指摘があった。操作対象物の変化に応じて動作をするのであるから、対象物の変化と動作の関係を調べることの重要性は認識しているが、対象物が変形することなどにより計測が困難なため手つかずの状態である。
・「仮想鏡」における音の効果について質問があった。ステレオタイプの利用やマルチモーダルインタフェースにすることで一般的にわかりやすさは向上する。音の種類に関しては、操作音や警報音に関する標準化はされているが技能の学習用システムに使う音や色の変化に関する標準化は全く検討されていないので、今後の課題である。また、操作と表示インタフェースの設計にも検討が必要と考えている。
・技能の学習には型の習得が重要ではないかとの指摘があった。全くその通りでビデオ映像だけでなく身体動作の位置データや生理的データとの関連を検討できることが必要と考えているが、型が技の心を作るという視点での心の計測は未開拓の領域である。
・技能の保存継承の今後について、講演で紹介した雰囲気計測装置で何を計測するのかとの質問があった。技能者は対象と対話をしながら作業するが、その時の技能者の持つ雰囲気(表情や息遣いなど)が重要と考えている。また、作業環境も雰囲気と捉え技能に与える影響も考慮する必要がある。その理由は講演でも述べたが、技能者から実験室ではなく実際の作業場でないと真の技能の測定はできないと指摘された。
2019.01.23

2018年11月27日(火) 新春講演会「匠の技の保存継承」2019/1/12

日本色彩学会創設70周年記念
新春講演会「匠の技の保存継承」のご案内

 新春にふさわしく,日本の伝統産業の技術と最先端のAIとを結びつける関西ならではの研究を紹介します.匠の技の保存継承は今なお継続した課題です.総務省は古くからの技術をもつ職人の技をAIで分析・保存する取り組みを2019年度から行うとの報道がありました.本講演では,科学研究費を得て行ってきた伝統産業技能の保存と継承に関する研究成果の一部を紹介します.計測や解析手法などを色彩科学,色彩工学の研究・調査に役立て頂ければ幸いです.   関西支部長 森本 一成
         

日 時:2019年1月12日(土)13:30〜17:00 (受付開始13:00〜)
場 所:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 60周年記念館 2階 大会議室
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」下車,徒歩約8分 <「松ヶ崎駅」の「出口1」から右(東)へ約400m,四つ目の信号を右(南)へ約180m> https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/

主 催:日本色彩学会関西支部
協 賛:照明学会,ヒューマンインタフェース学会,日本光学会,日本分光学会,日本視覚学会,日本写真学会,日本感性工学会,日本心理学会,日本人間工学会,日本画像学会,日本塗料工業会,日本化粧品技術者会,映像情報メディア学会,画像電子学会,カラーユニバーサルデザイン機構,電子情報通信学会,色材協会ほか
<順不同敬称略,依頼中を含む>

講 演:
13:30〜14:00 森本一成 氏(京都工芸繊維大学 名誉教授)
「技能の保存継承のための技能素からのアプローチ」
 匠の技に潜む勘やコツを含む機微を明らかにする方法や,この技を容易に伝承したり,理解したりしやすく提示する手法の開発が待たれている.本講演では,2004年から科学研究費を得て行ってきた技能素による匠の技の保存継承の考え方について述べる.

14:00〜14:30 芳田哲也 氏( 京都工芸繊維大学 基盤科学系 教授)
「動作計測や心理的計測から明らかになった匠の技(土壁,お茶,和菓子など)の特徴」
 匠の技は対象によって特徴が異なるため,ある特定の測定だけでそれを捉えることはできない.本講演では,複数の匠から得た身体動作データ,筋電などの生理的データ,力の入れ方などの力学的データ,インタビュー等のデータの統合的な解析により明らかとなった匠の技の特徴を述べる.

14:30〜15:00 野宮浩揮 氏(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 准教授)
「お点前の動作の特徴解析とビデオへのアノテーション挿入・表示システム」
 お手前はおもてなしのこころが技能の源にあると考える.本講演では,お点前の技を例に,モーションキャプチャデータに対するAIを用いた匠の技の特徴解析ならびにアーカイブ化について述べる.また,技能の解析,伝承,学習のためのビデオへのアノテーション挿入・表示システム例を紹介する.

15:15〜15:45 渋谷 雄 氏(京都工芸繊維大学 情報工学・人間科学系 教授)
「技能習得支援のための仮想鏡システムと技能の保存継承のこれから」
 匠の技の伝承は非常に難しい課題である.本講演では,匠の技に関するアーカイブデータを動的に構造化する技術と技能の習得を支援するシステムの開発例として仮想鏡システムを紹介し,技能の保存継承のこれからについて述べる.

15:45〜16:30 総合討論

参加費:会員/3,000円 会員外/4,000円 学生/1,000円(協賛学協会員は会員扱い)  
(講演会当日に申し受けます)
申 込:参加希望者は,件名を“新春講演会「匠の技の保存継承」参加”とし,参加者名,会員あるいは非会員,学生を明記のうえ,e-mailにて下記までお申込みください.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail : tsujino@gold.ocn.ne.jp  Tel.06-6231-4071

2018年11月27日(火) 平成30年度 関西支部大会 2019/3/2 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集

平成30年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集
(関西支部第3回西日本活性化事業)

前回作成の【オープンカラーラボ2018カタログ】をご覧ください.
12の研究室と4つの企業の情報を掲載しています.

 関西支部では,前年度に引き続き,2019年3月2日開催の平成30年度関西支部大会において,大学や企業等の研究室,研究グループや個人,機器・ソフト・資材のメーカー等にもご参加いただける「オープンカラーラボ」を,従来の「研究発表会」とあわせ実施します.この企画は,多様な色彩研究領域において,交流と学びの場を提供すると同時に,関西支部が実施する第3回西日本活性化事業でもあります.大好評だった前回を上まわる企画になることを願っており, 多くのご参加を期待しています.なお,前回制作しました「カラーラボカタログ」集の更新も予定しています.
 また今回は,中村聡史先生(明治大学教授)の特別講演「色彩とヒューマンインタフェース − 楽しいカラーBADUIの世界 −」を予定しました.失敗から学ぶユーザインタフェースの愉快でためになるお話をお聴きします.
                        関西支部長 森本 一成


期 日:2019年3月2日(土)
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線寝屋川市駅下車3分)

◆オープンカラーラボ(前回ご参加のみなさまの継続参加が可能です)
◇募集の対象は下記のとおりです
@大学・研究機関・企業の研究室のご参加
A研究グループ・研究者個人のご参加
 *上記@Aは,研究室,研究内容のプレゼンテーション,ポスターの掲示(必須),及び小型の実験機器や装置,作品などを可能な範囲で展示いただけます.
B機器・ソフト・資材メーカー等のご参加
 *展示いただく機器・ソフト・資材等の使い方,応用などをご指導いただく場とし,@A同様,プレゼンテーションにも登壇いただけます.
◇カラーラボカタログの制作
 オープンカラーラボにご参加いただいた研究室,研究グループ,研究者,機器・ソフト・資材メーカーのカタログを前年度に引き続き制作し,支部大会に聴講・見学参加される方々に「カラーラボカタログ」集のPDFデータを提供します.
 カラーラボカタログはフォーマットを作成していますので,これに基本的な研究(室/者)情報,出展社の情報,研究キーワード・技術キーワード,主な研究・機器等の紹介を1ページのスペースに掲載いただきます.
◎オープンカラーラボへの参加に関して,@Aは参加費無料です.Bの機器・ソフト・資材メーカー等のご参加には,1ブース(幅1,800mm)のスペース料32,400円(税込)を申し受けます.恐縮ですが,本企画にご支援いただきたくご協力をお願いいたします.なお,カタログ掲載への費用負担はいずれもありません.
申 込:2018年12月20日までに,「オープンカラーラボ参加」と明記し,研究室名・グループ名・研究者名・企業名等,機器・装置・作品の展示の有無などを記載のうえ,下記までお申込みください.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail : tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071
*申込み状況により,詳細を詰めて行きますが,プレゼンテーションの時間配分やポスター掲示の仕様,企業展示のブース設定は,前回とほぼ同程度を考えております.

◆研究発表 <募集要項>
*研究発表/*カラーデザイン作品発表
 発表形式は口頭発表に限りますが,カラーデザイン作品発表は,ポスター発表も可とします.
応募資格:本学会会員を原則とし,学生・院生でまだ会員手続きを済ませていない場合は,本学会会員の指導を受け,その指導者との連名の発表に限ります.
奨 励 賞:エントリーされた30歳までの発表者から選考します.(ただし学生・院生の場合は年齢を問いません.)
発表時間:研究発表は1件15分(発表12分,質疑応答3分)*件数により調整する場合があります.
申込要領:2018年12月10日(月)までに,タイトルに発表要旨(100〜200字)を添えてお申し込みください.発表要旨の提出がない場合は,申し込みを受理できませんので,ご注意ください.
予稿締切:2018年2月2日(土)厳守
支部大会参加費(発表・聴講・見学):会員3,000円,学生・院生1,000円,非会員4,000円
申 込:タイトル・発表要旨(100〜200字)・発表者氏名(連名の場合は全員の氏名)・所属・連絡先・e-mail・発表奨励賞エントリー(する/しない,エントリーする場合は生年月日も)を記入し,下記までお申し込みください.折り返し予稿提出要領をe-mailで送ります.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail : tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071

2018年7月12日(木) 大雨による災害を受けられた関西支部会員の皆様にお見舞い申し上げます

このたびの大雨による災害により被害を受けられました関西支部会員の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

関西支部長
森本一成

2018年4月30日(月) 日本色彩学会第49回全国大会プレイベントのご案内

日本色彩学会第49回全国大会プレイベントのご案内
関西支部長 吉村 耕治
 学会創立70周年記念となる第49回全国大会(平成30年6月2〜3日)のプレイベントとして、「あべのハルカス美術館」で「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」を鑑賞します。その後、あべのハルカス美術館の館長、浅野秀剛氏の浮世絵に関する講演会を、大阪市立大学(杉本キャンパス)学術情報総合センターで開催します。
 浅野秀剛氏は、浮世絵や絵入版本に関する日本の第一人者の美術史家でおられます。
 あべのハルカス美術館は、地上300mの超高層ビル「あべのハルカス」の16階にあり、世界中のアート作品や文化を気軽に楽しめる本格的な「都市型美術館」です。2018年4月24日から6月24日まで、ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信(Harunobu from the Museum of Fine Arts, Boston)が開催されています。JR「天王寺」駅の中央改札や、地下鉄御堂筋線「天王寺」駅の西改札、近鉄「大阪阿部野橋」駅の西改札などに直結し、ターミナル駅の直上にある美術館で、東洋や西洋の美術、現代アートまで多彩な展覧会が開催されています。入館料は、展覧会によって異なり、開館時間は、10:00〜20:00です。
 「ハルカス」というビルの名称は、古語の「晴るかす」に由来し、人の心を「晴れ晴れさせる」という意味があるそうです。あべのハルカス美術館も、人の心を動かすことをコンセプトに掲げておられます。ビルの60階にある「天上回廊」や、58階の「天空庭園」からは、天候の良い日には晴れやかな景色が見渡せ、爽快感を味うことができます。
 なお、あべのハルカス美術館は、近年、人気のスポットになっており、入場に多少の待ち時間が必要なことがあります。都合のよい時間に、余裕を持ってご鑑賞ください。1日(金)の午後でも、全国大会終了後の6月4日(月)でも結構です。
 プレイベントの貴重な講演会にも、奮ってご参加いただけますと幸いです。

日程: 2018(平成30)年6月1日(金)、午後6時25分〜8時(受付は午後6時から)
場所: 大阪市立大学(杉本キャンパス)学術情報総合センター
                     (JR阪和線「杉本町駅」前)
スケジュール: 18:00より受付
 18:25〜18:30 開会の挨拶―講演会の特色と講師の紹介   吉村耕治支部長
 18:30〜20:00 プレイベント講演会: 「春信作品の男と女の見分け方」
              講師: 浅野秀剛 氏(あべのハルカス美術館 館長)
講演概要: 春信の描く若い男は、女のようだ、中性的でよく分からない、とよく言われる。しかし、当然のことながら、当時の購買者は、男女の違いを理解していたので、基本的な風俗と描かれ方を理解していれば、迷うことは少ない。講演では、ボストン美術館所蔵の鈴木春信展に出品される作品の特徴とその魅力に加え、春信作品の男と女の違いを、少しややこしい陰間(色子)風俗の紹介を兼ねて、詳述したい。
(ご著書:『錦絵を読む』((日本史リブレット)(2002)山川出版社;『葛飾北斎・春画の世界』(Color新書y)(2005)洋泉社;『菱川師宣と浮世絵の黎明』(2008)東京大学出版会;『北斎決定版』((別冊太陽 日本のこころ)(2010/);『浮世絵は語る』(講談社現代新書)(2010);『浮世絵細見』((講談社選書メチエ)2017、など)

参加費: 会員1,000円、学生・院生500円、非会員2,000円
申込先:参加希望者は,件名を「大会プレイベント鈴木春信講演会 参加」とし,参加者名,会員あるいは非会員を明記のうえ下記までお申込みください.<締切:5月30日(水)>締切を延長しました.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail : tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073

2017年11月10日(金) 平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集<2018/3/3開催>

平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集
(関西支部第2回西日本活性化事業)

関西支部では,前号ニューズでご案内しましたように,2018年3月3日開催の平成29年度関西支部大会において,従来の「研究発表会」に加え,大学や企業等の研究室,研究グループや個人,機器・ソフト・資材のメーカー等にもご参加いただける「オープンカラーラボ」を実施します.この企画は,多様な色彩研究領域の交流と学びの場を提供すると同時に,関西支部が実施する第2回西日本活性化事業として行います.現会員,及び将来の会員を対象にした企画になることを願っています.これを機会に「カラーラボカタログ」集の制作にも着手します.
多くのご参加を期待しています.
関西支部長 吉村 耕治

期 日:2018(平成30)年3月3日(土)を中軸にして *プログラムによっては3月2日(金)午後から開催
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線寝屋川市駅下車3分)

◆オープンカラーラボ

◇募集の対象は下記のとおりです
@大学・研究機関・企業の研究室のご参加
A研究グループ・研究者個人のご参加
 *上記@Aは,研究室,研究内容のプレゼンテーション(必須),ポスターの掲示(必須),及び小型の実験機器や装置,作品などを可能な範囲で展示いただけます.
B機器・ソフト・資材メーカー等のご参加
 *展示いただく機器・ソフト・資材等の使い方,応用などをご指導いただく場とし,@A同様、プレゼンテーションにも登壇いただけます.

◇カラーラボカタログの制作
 オープンカラーラボにご参加いただいた研究室,研究グループ,研究者,機器・ソフト・資材メーカーのカタログを制作し,支部大会に聴講・見学参加される方々に「カラーラボカタログ」集のPDFデータを提供します.
 カラーラボカタログはフォーマットを作成しますので,これに基本的な研究(室/者)情報,出展社の情報,研究キーワード・技術キーワード,主な研究・機器等の紹介を1/2あるいは1ページのスペースに掲載いただきます.

◎オープンカラーラボへの参加に関して,@Aは参加費無料です.Bの機器・ソフト・資材メーカー等のご参加には,1ブース(幅1,800mm)のスペース料32,400円(税込)を申し受けます.恐縮ですが,本企画にご支援いただきたくご協力をお願いいたします.なお,カタログ掲載への費用負担はいずれもありません.ただし, 3月3日の聴講・見学参加ができずオープンカラーラボには参加したいというご希望には,対応が可能か検討いたします.

申 込:2018年12月20日までに、「オープンカラーラボ参加」と明記し,研究室名・グループ名・研究者名・企業名等,機器・装置・作品の展示の有無などを記載のうえ,下記までお申込みください.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071
    *
申込み状況により,詳細を詰めて行きますので,プレゼンテーションの時間配分やポスター掲示の仕様,企業展示のブース設定は,1月中旬頃にお知らせいたします.


◆研究発表 <募集要項>

*研究発表/*カラーデザイン作品発表(研究分野の例は,下段をご覧ください.)
発表形式:口頭発表に限りますが,カラーデザイン作品発表は,ポスター発表も可とします.
応募資格:本学会会員を原則とし,学生・院生でまだ会員手続きを済ませていない場合は,本学会会員の指導を受け,その指導者との連名の発表に限ります.
奨 励 賞:エントリーされた30歳までの発表者から選考します.(ただし学生・院生の場合は年齢を問いません.)
発表時間:研究発表は1件15分(発表12分,質疑応答3分)*件数により調整する場合があります.

申込要領:2017年12月11日(月)までに,タイトルに発表要旨(100〜200字)を添えてお申し込みください.発表要旨の提出がない場合は,申し込みを受理できませんので,ご注意ください.
予稿締切:2018年2月3日(土)厳守

参加費(発表・聴講・見学):会員3,000円,学生・院生1,000円,非会員4,000円

申  込:タイトル・発表要旨(100〜200字)・発表者氏名(連名の場合は全員の氏名)・所属・連絡先・e-mail・発表奨励賞エントリー(する/しない,エントリーする場合は生年月日も)を記入し,下記までお申し込みください.折り返し予稿提出要領をe-mailで送ります.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071



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<9月広報の内容>


平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>
(関西支部第2回西日本活性化事業)

関西支部では,2018年3月3日開催予定の平成29年度関西支部大会において,従来の「研究発表会」に加え,大学や企業等の研究室にご参加いただく「オープンカラーラボ」という新しい計画を提案することにいたしました.この企画は,関西支部が実施する第2回西日本活性化事業であり,現会員の活発な交流と,将来の会員を対象にした計画になることを願っています.関西支部エリアにおけるカラーラボのマップ作成も,視野に入れております.
研究室のご参加には,研究室のプレゼンテーションと,小さな実験機器や装置,試作中の作品など,可能な範囲内でほんものの展示を希望いたします.会場は,オープンカラーラボの実施にご賛同いただきました大阪電気通信大学(駅前キャンパス:寝屋川市)をお借りできることになりました.
オープンカラーラボの参加募集などの詳細は,次号11月号ニューズに掲載いたします.
研究発表は,オープンカラーラボのプログラムと関係することになりますが,発表予定を早く確定したいとのご意見もあり,下記の要領で発表募集をいたします.発表の分野は,画像処理(計測,CG等)やデザイン(商品,ファッション,環境,インテリア等)などの横断的な内容の発表も歓迎します.若年から熟年までの幅広い方々の発表を期待しています.特に学生・院生をはじめとする若い研究者の発表に対しては,今回も発表奨励賞を設け,表彰します.ふるってご応募ください. 
関西支部長 吉村 耕治

期 日:2018(平成30)年3月3日(土) *プログラムによっては3月2日(金)午後から開催
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線寝屋川市駅下車3分)
◆発表募集 <発表募集要項>
*研究発表
研究分野の例を以下に示しますが,この分類にこだわらず横断的な発表も期待します.
@色覚・生理 A測色・表色・色差 B色光・色材(照明,光源,染料,顔料) C色彩情報(記録,再現,画像処理,分析・評価) D色彩心理(感覚・知覚,認知,感情,調和) E色彩文化(色彩史,民族・風土・伝統の色) F色彩芸術(美術,デザイン) G色彩教育 Hコスメティクス I色彩応用(建築,環境,服飾など) Jその他
*カラーデザイン作品発表
Aファッションカラーデザイン(服飾・メイク・ネイル・ヘヤーメイク・パーソナルカラーなど)
B商品カラーデザイン(商品企画・広告デザインなど) C環境カラーデザイン(インテリア・建築・土木・パブリックデザイン・景観の色彩計画・サインなど) Dその他(アート性の強い作品,横断的作品など)

発表形式:口頭発表に限るが,カラーデザイン作品発表はポスター発表も可とする.
応募資格:本学会会員を原則とし,学生・院生でまだ会員手続きを済ませていない場合は,本学会会員の指導を受け,その指導者との連名の発表に限ります.
奨 励 賞:エントリーされた30歳までの発表者から選考します.(ただし学生・院生の場合は年齢を問いません)
発表時間:研究発表は1件15分(発表12分質疑応答3分)*件数により調整する場合があります.

申込要領:2017年12月11日(月)までに,タイトルに発表要旨(100〜200字)を添えてお申し込みください.発表要旨の提出がない場合は申し込みを受理できませんので,ご注意ください.
予稿締切:2018年2月3日(土)厳守
参 加 費:会員3,000円,学生・院生1,000円,非会員4,000円

申  込:タイトル・発表要旨(100〜200字)・発表者氏名(連名の場合は全員の氏名)・所属・連絡先・e-mail・発表奨励賞エントリー(する/しない,エントリーする場合は生年月日も)を記入し,下記までお申し込みください.折り返し予稿提出要領をe-mailで送ります.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071

2017年11月9日(木) 第 51 回光学五学会関西支部連合講演会のご案内<2018/1/27開催>

光学関連五学会の関西支部では合同で年一回の連合講演会を開催しており,今回で51回目を迎えます.本講演会は,幅広い分野の講師の方々にご講演頂いて見識を広め,また,会員の交流を深めることを目的にしております.参加者は専門分野の知識を深めると共に,他分野の最新の研究技術について学ぶことができます.今回は,進化する視覚と行動の理解と応用というテーマで,視覚のメカニズムの解明,およびAR(拡張現実)と錯視による視覚・行動操作の最先端研究を,第一線でご活躍中の講師の皆様にご講演いただきます.

日 時:2018 年 1 月 27 日(土)13:15〜17:35 (受付開始 13:05〜)
会 場:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス レクチャールームAB
〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル19階

主 催:日本光学会関西支部・照明学会関西支部・日本色彩学会関西支部・日本分光学会関西支部・日本写真学会西部支部
協 賛(予定):電気学会関西支部,電子情報通信学会関西支部,映像情報メディア学会関西支部,レーザー学会,応用物理学会関西支部,日本画像学会関西委員会,画像電子学会,日本赤外線学会,日本照明委員会
光学五学会関西支部連合講演会ホームページ: https://sites.google.com/view/5gakkai

テーマ:「進化する視覚と行動の理解と応用」

講 演(講演 60分(質疑時間含む))
13:15〜13:20 開会挨拶

13:20〜14:20 講演1「光と熱の快適性と省エネ制御について」
色温度の異なる光環境下で,室内温熱環境の異なる条件において,被験者実験を行い,省エネ制御とは何かを考察する.
株式会社 アール・アイ・エー,大阪大学 吉田 友紀子 氏

14:20〜15:20 講演2「拡張現実感技術の基礎と将来展望」
拡張現実感(AR)技術の基礎を解説した後,講演者が現在推進している研究や今後の展開について紹介する.
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 加藤 博一 氏

−休憩−

15:30〜16:30 講演3「錯視と画像」
錯視にはいろいろ種類がある.説明できない不思議な錯視もあれば,視覚のメカニズムを表現したものの場合もある.これらのうち,光学五学会の皆さまに面白いと思って頂けそうな錯視を紹介する.
立命館大学総合心理学部 北岡 明佳 氏

16:30〜17:30 講演4「敷設型光学素子を用いた歩行誘導場の原理と設計」
歩行者に意識させずに歩行誘導を実現可能な視覚効果の原理ならびに無電源で実現可能な実装手法について紹介する.
大阪大学大学院情報科学研究科 古川 正紘 氏

17:30〜17:35 閉会挨拶
※講演会後には懇親会(希望者のみ)を開催予定です.(懇親会費:4,000円程度(予定))

参加費:主催・協賛学会員/2,000 円 会員外/2,500 円 学生/無料
(参加費は,講演会当日にお受けします)

申込方法:氏名,所属,ご連絡先,所属学会,および「光学五学会講演会の申込み」とご明記の上,下記へE-mailでお申し込みください.
申込先:滋賀県立大学工学部電子システム工学科 井上 敏之 宛
E-mail/inoue.t@e.usp.ac.jp (※@を半角文字に要変更)
申込締切:2018 年 1月 5日(金)17:00(定員 80 名)

2017年7月20日(木) 最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>8月26日開催

九州大学で開催! 関西支部 第1回西日本活性化事業

▽ 最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>

 第1回西日本活性化事業を行います。この事業は、関西支部が2016年4月より準備を進めてきた企画で、第1回目として「最先端のカラーユニバーサルデザイン」を実施します。1980年ごろから障碍者の社会参加を促すために、バリアフリーの街づくりが始まっています。しかし、高齢化が進む21世紀の日本社会では、できるだけ多くの人が快適に利用できるように企画や設計を工夫する「ユニバーサルデザイン」の考えが重視されています。そこで、UDにおける色彩の役割や、カラーUDの将来性について考察する機会を持ちたいと思います。できるだけ多くの皆様のご参加を期待し、参加費を1,000円に抑えております。 <関西支部長 吉村耕治>

■最先端のカラーユニバーサルデザイン
     −九州大学大学院芸術工学研究院 色彩・視覚科学研究室の取り組み紹介−

日時:2017年(平成29年)8月26日(土)10時50分から16時50分(受付は10:30より)

会場:九州大学大橋キャンパス(〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1) 5号館3階531教室

スケジュール:10:30より受付

10:50 -11:00 開会の挨拶―色彩とUniversal Design  支部長 吉村耕治

11:00 -11:05 研究室紹介  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

11:05 -12:00 講演1:幼児の塗り絵から色覚を考える 桂 重仁,須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 2003年に,小学校で行われていた色覚検査の義務化が廃止となったこと(ただし,2016年から色覚検査が再開)により,色覚異常を持つ人でさえ自分の色覚特性を知らずに生活している場合があります.進学や就職の制限緩和も進んでいますが,依然として,色が人の生命に関わるような情報として用いられている職業では,色覚特性の制限があるのが現状です.そのため,色覚検査が廃止となった世代が現在,進路を決める世代となっており,唐突に進路を諦めなければならない問題が発生しています.そこで,色覚特性を早期に把握および対応することを目的に,幼児と保育士の関係に着目し,クレヨン画の色使いに色覚特性がどの程度現れるのか?そして,そこから色覚特性を推測することが可能なのか?を検討しました.さらに,一方では,幼児を保育する立場の保育士が,どの程度の色覚についての知識を持っているのかをアンケートにより調査しました.本講演では,それらの研究成果を紹介します.

12:00 -13:20 休憩 (昼休み)

13:20 -14:50 講演2:新発想カラーユニバーサルデザイン手法  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 色彩は視覚表示物において情報伝達の手段として使われることがあります.しかし,色覚には多様性があり,全ての人が同じ色を見ているとは限りません.カラーユニバーサルデザインの主な目的は,異なる色を見ている人にも,情報が伝わるような色使いをする色彩デザインを行うことです.本講演では,現在,使われているカラーユニバーサルデザイン手法の利点と問題点を解説し,さらに,その問題点を解決する新発想のカラーユニバーサルデザイン手法について紹介します.

14:50 -15:10 休憩

15:10 -16:40 演習:新発想カラーユニバーサルデザイン手法演習  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 演習を通して「講演2:新発想カラーユニバーサルデザイン手法」にて紹介した新しいカラーユニバーサルデザイン手法を199色の配色カードを使って行う方法を実際に行ってみます.

16:40 -16:50 閉会の挨拶―カラーUDの将来性  支部長 吉村耕治

参加費:1,000円 (当日申し受けます)

定員:50名(定員になりしだい締切)

申込:参加希望者は,件名を「最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>参加」とし,参加者名,会員あるいは非会員を明記のうえ下記までお申込みください.

日本色彩学会関西支部(辻埜) e−mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073

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