関西支部からのお知らせ

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2017年11月10日(金) 平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集<2018/3/3開催>

平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>参加募集
(関西支部第2回西日本活性化事業)

関西支部では,前号ニューズでご案内しましたように,2018年3月3日開催の平成29年度関西支部大会において,従来の「研究発表会」に加え,大学や企業等の研究室,研究グループや個人,機器・ソフト・資材のメーカー等にもご参加いただける「オープンカラーラボ」を実施します.この企画は,多様な色彩研究領域の交流と学びの場を提供すると同時に,関西支部が実施する第2回西日本活性化事業として行います.現会員,及び将来の会員を対象にした企画になることを願っています.これを機会に「カラーラボカタログ」集の制作にも着手します.
多くのご参加を期待しています.
関西支部長 吉村 耕治

期 日:2018(平成30)年3月3日(土)を中軸にして *プログラムによっては3月2日(金)午後から開催
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線寝屋川市駅下車3分)

◆オープンカラーラボ

◇募集の対象は下記のとおりです
@大学・研究機関・企業の研究室のご参加
A研究グループ・研究者個人のご参加
 *上記@Aは,研究室,研究内容のプレゼンテーション(必須),ポスターの掲示(必須),及び小型の実験機器や装置,作品などを可能な範囲で展示いただけます.
B機器・ソフト・資材メーカー等のご参加
 *展示いただく機器・ソフト・資材等の使い方,応用などをご指導いただく場とし,@A同様、プレゼンテーションにも登壇いただけます.

◇カラーラボカタログの制作
 オープンカラーラボにご参加いただいた研究室,研究グループ,研究者,機器・ソフト・資材メーカーのカタログを制作し,支部大会に聴講・見学参加される方々に「カラーラボカタログ」集のPDFデータを提供します.
 カラーラボカタログはフォーマットを作成しますので,これに基本的な研究(室/者)情報,出展社の情報,研究キーワード・技術キーワード,主な研究・機器等の紹介を1/2あるいは1ページのスペースに掲載いただきます.

◎オープンカラーラボへの参加に関して,@Aは参加費無料です.Bの機器・ソフト・資材メーカー等のご参加には,1ブース(幅1,800mm)のスペース料32,400円(税込)を申し受けます.恐縮ですが,本企画にご支援いただきたくご協力をお願いいたします.なお,カタログ掲載への費用負担はいずれもありません.ただし, 3月3日の聴講・見学参加ができずオープンカラーラボには参加したいというご希望には,対応が可能か検討いたします.

申 込:2018年12月20日までに、「オープンカラーラボ参加」と明記し,研究室名・グループ名・研究者名・企業名等,機器・装置・作品の展示の有無などを記載のうえ,下記までお申込みください.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071
    *
申込み状況により,詳細を詰めて行きますので,プレゼンテーションの時間配分やポスター掲示の仕様,企業展示のブース設定は,1月中旬頃にお知らせいたします.


◆研究発表 <募集要項>

*研究発表/*カラーデザイン作品発表(研究分野の例は,下段をご覧ください.)
発表形式:口頭発表に限りますが,カラーデザイン作品発表は,ポスター発表も可とします.
応募資格:本学会会員を原則とし,学生・院生でまだ会員手続きを済ませていない場合は,本学会会員の指導を受け,その指導者との連名の発表に限ります.
奨 励 賞:エントリーされた30歳までの発表者から選考します.(ただし学生・院生の場合は年齢を問いません.)
発表時間:研究発表は1件15分(発表12分,質疑応答3分)*件数により調整する場合があります.

申込要領:2017年12月11日(月)までに,タイトルに発表要旨(100〜200字)を添えてお申し込みください.発表要旨の提出がない場合は,申し込みを受理できませんので,ご注意ください.
予稿締切:2018年2月3日(土)厳守

参加費(発表・聴講・見学):会員3,000円,学生・院生1,000円,非会員4,000円

申  込:タイトル・発表要旨(100〜200字)・発表者氏名(連名の場合は全員の氏名)・所属・連絡先・e-mail・発表奨励賞エントリー(する/しない,エントリーする場合は生年月日も)を記入し,下記までお申し込みください.折り返し予稿提出要領をe-mailで送ります.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071



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<9月広報の内容>


平成29年度 関西支部大会 <オープンカラーラボと研究発表>
(関西支部第2回西日本活性化事業)

関西支部では,2018年3月3日開催予定の平成29年度関西支部大会において,従来の「研究発表会」に加え,大学や企業等の研究室にご参加いただく「オープンカラーラボ」という新しい計画を提案することにいたしました.この企画は,関西支部が実施する第2回西日本活性化事業であり,現会員の活発な交流と,将来の会員を対象にした計画になることを願っています.関西支部エリアにおけるカラーラボのマップ作成も,視野に入れております.
研究室のご参加には,研究室のプレゼンテーションと,小さな実験機器や装置,試作中の作品など,可能な範囲内でほんものの展示を希望いたします.会場は,オープンカラーラボの実施にご賛同いただきました大阪電気通信大学(駅前キャンパス:寝屋川市)をお借りできることになりました.
オープンカラーラボの参加募集などの詳細は,次号11月号ニューズに掲載いたします.
研究発表は,オープンカラーラボのプログラムと関係することになりますが,発表予定を早く確定したいとのご意見もあり,下記の要領で発表募集をいたします.発表の分野は,画像処理(計測,CG等)やデザイン(商品,ファッション,環境,インテリア等)などの横断的な内容の発表も歓迎します.若年から熟年までの幅広い方々の発表を期待しています.特に学生・院生をはじめとする若い研究者の発表に対しては,今回も発表奨励賞を設け,表彰します.ふるってご応募ください. 
関西支部長 吉村 耕治

期 日:2018(平成30)年3月3日(土) *プログラムによっては3月2日(金)午後から開催
会 場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス(京阪本線寝屋川市駅下車3分)
◆発表募集 <発表募集要項>
*研究発表
研究分野の例を以下に示しますが,この分類にこだわらず横断的な発表も期待します.
@色覚・生理 A測色・表色・色差 B色光・色材(照明,光源,染料,顔料) C色彩情報(記録,再現,画像処理,分析・評価) D色彩心理(感覚・知覚,認知,感情,調和) E色彩文化(色彩史,民族・風土・伝統の色) F色彩芸術(美術,デザイン) G色彩教育 Hコスメティクス I色彩応用(建築,環境,服飾など) Jその他
*カラーデザイン作品発表
Aファッションカラーデザイン(服飾・メイク・ネイル・ヘヤーメイク・パーソナルカラーなど)
B商品カラーデザイン(商品企画・広告デザインなど) C環境カラーデザイン(インテリア・建築・土木・パブリックデザイン・景観の色彩計画・サインなど) Dその他(アート性の強い作品,横断的作品など)

発表形式:口頭発表に限るが,カラーデザイン作品発表はポスター発表も可とする.
応募資格:本学会会員を原則とし,学生・院生でまだ会員手続きを済ませていない場合は,本学会会員の指導を受け,その指導者との連名の発表に限ります.
奨 励 賞:エントリーされた30歳までの発表者から選考します.(ただし学生・院生の場合は年齢を問いません)
発表時間:研究発表は1件15分(発表12分質疑応答3分)*件数により調整する場合があります.

申込要領:2017年12月11日(月)までに,タイトルに発表要旨(100〜200字)を添えてお申し込みください.発表要旨の提出がない場合は申し込みを受理できませんので,ご注意ください.
予稿締切:2018年2月3日(土)厳守
参 加 費:会員3,000円,学生・院生1,000円,非会員4,000円

申  込:タイトル・発表要旨(100〜200字)・発表者氏名(連名の場合は全員の氏名)・所属・連絡先・e-mail・発表奨励賞エントリー(する/しない,エントリーする場合は生年月日も)を記入し,下記までお申し込みください.折り返し予稿提出要領をe-mailで送ります.
日本色彩学会関西支部(辻埜) e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071

2017年11月9日(木) 第 51 回光学五学会関西支部連合講演会のご案内<2018/1/27開催>

光学関連五学会の関西支部では合同で年一回の連合講演会を開催しており,今回で51回目を迎えます.本講演会は,幅広い分野の講師の方々にご講演頂いて見識を広め,また,会員の交流を深めることを目的にしております.参加者は専門分野の知識を深めると共に,他分野の最新の研究技術について学ぶことができます.今回は,進化する視覚と行動の理解と応用というテーマで,視覚のメカニズムの解明,およびAR(拡張現実)と錯視による視覚・行動操作の最先端研究を,第一線でご活躍中の講師の皆様にご講演いただきます.

日 時:2018 年 1 月 27 日(土)13:15〜17:35 (受付開始 13:05〜)
会 場:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス レクチャールームAB
〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル19階

主 催:日本光学会関西支部・照明学会関西支部・日本色彩学会関西支部・日本分光学会関西支部・日本写真学会西部支部
協 賛(予定):電気学会関西支部,電子情報通信学会関西支部,映像情報メディア学会関西支部,レーザー学会,応用物理学会関西支部,日本画像学会関西委員会,画像電子学会,日本赤外線学会,日本照明委員会
光学五学会関西支部連合講演会ホームページ: https://sites.google.com/view/5gakkai

テーマ:「進化する視覚と行動の理解と応用」

講 演(講演 60分(質疑時間含む))
13:15〜13:20 開会挨拶

13:20〜14:20 講演1「光と熱の快適性と省エネ制御について」
色温度の異なる光環境下で,室内温熱環境の異なる条件において,被験者実験を行い,省エネ制御とは何かを考察する.
株式会社 アール・アイ・エー,大阪大学 吉田 友紀子 氏

14:20〜15:20 講演2「拡張現実感技術の基礎と将来展望」
拡張現実感(AR)技術の基礎を解説した後,講演者が現在推進している研究や今後の展開について紹介する.
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 加藤 博一 氏

−休憩−

15:30〜16:30 講演3「錯視と画像」
錯視にはいろいろ種類がある.説明できない不思議な錯視もあれば,視覚のメカニズムを表現したものの場合もある.これらのうち,光学五学会の皆さまに面白いと思って頂けそうな錯視を紹介する.
立命館大学総合心理学部 北岡 明佳 氏

16:30〜17:30 講演4「敷設型光学素子を用いた歩行誘導場の原理と設計」
歩行者に意識させずに歩行誘導を実現可能な視覚効果の原理ならびに無電源で実現可能な実装手法について紹介する.
大阪大学大学院情報科学研究科 古川 正紘 氏

17:30〜17:35 閉会挨拶
※講演会後には懇親会(希望者のみ)を開催予定です.(懇親会費:4,000円程度(予定))

参加費:主催・協賛学会員/2,000 円 会員外/2,500 円 学生/無料
(参加費は,講演会当日にお受けします)

申込方法:氏名,所属,ご連絡先,所属学会,および「光学五学会講演会の申込み」とご明記の上,下記へE-mailでお申し込みください.
申込先:滋賀県立大学工学部電子システム工学科 井上 敏之 宛
E-mail/inoue.t@e.usp.ac.jp (※@を半角文字に要変更)
申込締切:2018 年 1月 5日(金)17:00(定員 80 名)

2017年7月20日(木) 最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>8月26日開催

九州大学で開催! 関西支部 第1回西日本活性化事業

▽ 最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>

 第1回西日本活性化事業を行います。この事業は、関西支部が2016年4月より準備を進めてきた企画で、第1回目として「最先端のカラーユニバーサルデザイン」を実施します。1980年ごろから障碍者の社会参加を促すために、バリアフリーの街づくりが始まっています。しかし、高齢化が進む21世紀の日本社会では、できるだけ多くの人が快適に利用できるように企画や設計を工夫する「ユニバーサルデザイン」の考えが重視されています。そこで、UDにおける色彩の役割や、カラーUDの将来性について考察する機会を持ちたいと思います。できるだけ多くの皆様のご参加を期待し、参加費を1,000円に抑えております。 <関西支部長 吉村耕治>

■最先端のカラーユニバーサルデザイン
     −九州大学大学院芸術工学研究院 色彩・視覚科学研究室の取り組み紹介−

日時:2017年(平成29年)8月26日(土)10時50分から16時50分(受付は10:30より)

会場:九州大学大橋キャンパス(〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1) 5号館3階531教室

スケジュール:10:30より受付

10:50 -11:00 開会の挨拶―色彩とUniversal Design  支部長 吉村耕治

11:00 -11:05 研究室紹介  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

11:05 -12:00 講演1:幼児の塗り絵から色覚を考える 桂 重仁,須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 2003年に,小学校で行われていた色覚検査の義務化が廃止となったこと(ただし,2016年から色覚検査が再開)により,色覚異常を持つ人でさえ自分の色覚特性を知らずに生活している場合があります.進学や就職の制限緩和も進んでいますが,依然として,色が人の生命に関わるような情報として用いられている職業では,色覚特性の制限があるのが現状です.そのため,色覚検査が廃止となった世代が現在,進路を決める世代となっており,唐突に進路を諦めなければならない問題が発生しています.そこで,色覚特性を早期に把握および対応することを目的に,幼児と保育士の関係に着目し,クレヨン画の色使いに色覚特性がどの程度現れるのか?そして,そこから色覚特性を推測することが可能なのか?を検討しました.さらに,一方では,幼児を保育する立場の保育士が,どの程度の色覚についての知識を持っているのかをアンケートにより調査しました.本講演では,それらの研究成果を紹介します.

12:00 -13:20 休憩 (昼休み)

13:20 -14:50 講演2:新発想カラーユニバーサルデザイン手法  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 色彩は視覚表示物において情報伝達の手段として使われることがあります.しかし,色覚には多様性があり,全ての人が同じ色を見ているとは限りません.カラーユニバーサルデザインの主な目的は,異なる色を見ている人にも,情報が伝わるような色使いをする色彩デザインを行うことです.本講演では,現在,使われているカラーユニバーサルデザイン手法の利点と問題点を解説し,さらに,その問題点を解決する新発想のカラーユニバーサルデザイン手法について紹介します.

14:50 -15:10 休憩

15:10 -16:40 演習:新発想カラーユニバーサルデザイン手法演習  須長正治(九州大学大学院芸術工学研究院)

 演習を通して「講演2:新発想カラーユニバーサルデザイン手法」にて紹介した新しいカラーユニバーサルデザイン手法を199色の配色カードを使って行う方法を実際に行ってみます.

16:40 -16:50 閉会の挨拶―カラーUDの将来性  支部長 吉村耕治

参加費:1,000円 (当日申し受けます)

定員:50名(定員になりしだい締切)

申込:参加希望者は,件名を「最先端のカラーユニバーサルデザイン<講演と演習>参加」とし,参加者名,会員あるいは非会員を明記のうえ下記までお申込みください.

日本色彩学会関西支部(辻埜) e−mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073

2017年2月17日(金) 講演会「言語と色名」と総会のご案内<4月8日開催>

年一度の関西支部総会を行います。総会の前に、講演会としてシンポジウム形式で、3人の講師による「日本・中国・韓国の色彩と色名―その現状を探る」を開催します。
アメリカの文化人類学者Brent Berlin と言語学者のPaul Key は、1969年発行のBasic Color Terms: Their Universality and Evolution (Berkeley: University of California Press)で、人間の言語には基本的な色彩語が存在し、基本色名には普遍性や共通の進化過程が見られることを指摘しました。確かにすべての人間には、共通の特性があり、色彩に関しても民族や地域における「違い」よりも「共通性」のほうが多いと言えます。しかし、人間には多様性が見られ、個性を形成する色々な相違が存在することも事実です。日本、中国、韓国には、気候、風土、歴史に微妙な違いが見られることから、色彩や色名にも微妙な相違が見られます。つまり、色名には普遍性と同時に、特殊性も見られます。
本シンポジウムでは、Berlin and Keyの主張の良い点と修正すべき点について考え、日本・中国・韓国の色彩と色名に見られる普遍性と特殊性について考察します。

なお、関西支部総会に引き続きカラーデザイン研究会総会も開催の予定です。
ご参加いただけますと幸いです。   関西支部長 吉村 耕治


日時:2017(平成29)年4月8日(土)(受付:午後2時〜)

講演会:「日本・中国・韓国の色彩と色名―その現状を探る」(午後2時20分〜4時半)
司会・講師 吉村耕治支部長(関西外国語大学短期大学部名誉教授・関西大学非常勤講師)
   講師 伊伏啓子氏(北陸大学専任講師)
   講師 李 春子氏(神戸女子大学非常勤講師)
総会:2017(平成29)年度関西支部総会・カラーデザイン研究会総会(午後4時半〜5時)

会場:関西大学(千里山キャンパス)100周年記念会館、第1会議室
    (住所:〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)

〔講演要旨〕
1.日本語の色名と色彩語―その特徴を中心に            吉村耕治支部長
 Berlin and Key のBasic Color Termsの日本語訳が、2016年5月に出版されました。その「訳者解説」では、本書が「人間は各自好きなように色を見て名前をつけるという説を根底から覆した」(p. 253)と述べていますが、少々誤解が見られます。本書は、現代言語学の父と評される言語学・認知科学者、Noam Chomskyが提唱した普遍文法の影響を受けて出版されたもので、時代の影響を強く受けています。古代日本語の基本色名(白・黒・赤・青)や陰陽五行説の五色とともに、日本の美意識を支える色彩の特徴を考察します。
2.中国と台湾の色名と色彩語                     伊伏啓子氏
中国と台湾における色を表す言葉について、その名称と表す色を提示し、地域固有の言葉と西洋から流入した言葉を分類する。また、地域固有の言葉は何が土台となっているのか、その文化的背景の考察も試みる。さらに、色によってイメージされる感情について、先行研究を整理するとともに、慣用句や色名の使われ方を検討し、考察する。以上の点について、それぞれ日本語と対照しながらお話しする予定である。
3.韓国の伝統色彩について                      李 春子氏
韓国の伝統色彩を朝鮮王朝における「陰陽五行説」を基盤とする「五方色」(青、赤、黄、白、黒)を中心に探りたい。朝鮮王朝前期の色彩は、「顔料の生産」と儒教を国教と定めることによって特定の色(赤色と黄色)が禁じられる。しかし、色彩の転換期・朝鮮王朝の後期になると「赤色と緑色」が定着されて、建築、飲食文化、婚礼服等に大きく影響した。特に、相性の色の配合によって象徴される「色の力」は、人間社会の平穏や幸福をもたらせるとした。韓国の伝統色彩の変容と継承について述べたい。

参加費: 会員2,000円,学生・院生1,000円,非会員3,000円
申込:参加希望者は、当日参加も可能ですが、あらかじめe-mailにて、件名を「関西支部講演会・総会参加」とし、参加者名、会員あるいは非会員を明記のうえお申込みください。
日本色彩学会関西支部(辻埜)
e−mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-3-14-1002 
Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073

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