環境色彩研究会からのお知らせ

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2016年4月26日(火) 景色通信Vol.63『赤い山門のお寺』

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景色通信Vol. 63
『赤い山門のお寺』

 町並みの中に、真っ赤な建物を建てることは、日本の場合、景観色彩上で問題になり、建てられることはまれです。
 唯一の例外が、神社仏閣の朱塗りの宗教建築です。朱塗りは古代からの宗教建築の伝統色であり、現代でも否定することはできません。
 神社の場合は、入口に鳥居が建てられ、建物は奥まったところにあるのが普通ですが、寺院の場合の入口は山門であり、街路に直面して建てられていることが多いようで、町並み景観の色に影響すると考えられます。
 山門の朱色あるいは赤色と、低彩度の一般建築物の色との関係を考えてみませんか?
 東京都内にある赤い山門のお寺をいくつか紹介します。赤い山門のお寺は全国に数多く存在します。是非、この景色通信を使って、各地の赤い山門を紹介してください。(永田泰弘)


浅草寺・雷門(東京都台東区浅草1丁目)


毘沙門天・善国寺(東京都新宿区神楽坂五丁目)


目黒不動尊・龍泉寺(東京都目黒区目黒三丁目)


福巌寺(東京都墨田区東駒形三丁目)

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日本色彩学会
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