視覚情報基礎研究会からのお知らせ

日本色彩学会視覚情報基礎研究会　第17回研究発表会

視覚情報基礎研究会では，以下のとおり第17回研究発表会を開催いたします．
大学関係者，企業関係者問わず，幅広く発表者を募集いたしますので，奮って
ご応募ください．
なお，本研究会は既発表内容も歓迎します．AIC2013, CVPR, ICVSなどで
ご発表される内容を是非研究会でもご紹介ください．


日時：9月14日（土）10:00-17:00(予定)
場所：工学院大学新宿キャンパス
http://www.kogakuin.ac.jp/facilities/campus/shinjuku/access.html

発表形式：口頭発表（一般）　１件あたり20分（予定）

申込と採否：発表題目，著者，所属に論文概要（図表込みＡ４版１枚　形式自由）
　　　　　　を添えて，8月5日（月）までに申し込んでください．
　　　　　　プログラム委員会が論文内容を閲読した後に，採否をご連絡します．


問い合わせ先（原稿提出先） 事務局
〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町１−３３
　千葉大学大学院　融合科学研究科　堀内研究室内
　日本色彩学会　視覚情報基礎研究会
　TEL/FAX 043-290-3485 (担当：堀内)
　Email: sig-fvi-staff@is.naist.jp

論文集原稿締切：9月5日(木)（予定）．


研究発表会参加者は，当日資料代(1,000円)をお支払いいただきます．
最新情報は，視覚情報基礎研究会のWebページに掲載していきますので，
ご覧ください．
http://www.color-science.jp/bbs/sig_shikaku/index.html

　視覚情報基礎研究会の第16回研究発表会が，6月22日(土)に産業技術総合
研究所臨海副都心センターで開催され，74名の参加がありました．
　査読プロセスを通過した８件に一般講演を依頼し，招待講演とあわせて充
実した研究発表会となりました．研究発表会では，まず主査によるプログラ
ム説明があり，その後一般講演３セッションと内川惠二氏(東工大)および
江島義道氏(京都大)による招待講演がありました．

　一般講演は３セッション開催されました．「色の見え」セッションでは，
肌の色の見えや薄明視での見えに関する２件の研究発表がありました．
「フレッシュマンセッション」では，学部学生による２件のＣＧ再現に関する
研究発表がありました．「色彩情報処理」セッションでは，計測システム，
色視えの改善方法，画家の色特徴判別や色調補正に関する研究発表がありました．
引き続き，総合討論が行われ，予定時間を超えて，主に発表者と聴衆者との
間で，活発な討議がなされました．

　休憩時間中には，今回も企業展示のブースを設け，企業による商品展示が
行なわれました．

　次回は，９月に東京近郊で開催予定です．

日　時：2013年6月22日(土)　午前10時00分〜午後5時00分
場　所：産業技術総合研究所（臨海副都心センター）別館11階 会議室1〜2

プログラム：
10:00〜10:05 主査挨拶
10:05〜10:45 「色の見え」一般講演2件
10:45〜11:45 招待講演　内川 惠二氏　(東工大)
11:45〜12:00 企業展示紹介
12:00〜13:30 昼食休憩
13:30〜14:00 「フレッシュマンセッション」一般講演2件
14:00〜15:00 招待講演　江島 義道氏　(京都大)
15:10〜16:30 「色彩情報処理」一般講演4件
16:30〜17:00 総合討論

　2013年6月22日(土)に開催する， 第16回研究発表会の会場の産業技術総合研究所
臨海副都心センター別館ですが，土曜日開催ということで，利用できる入り口・エレ
ベータが限定されております．下記のマップをご覧頂ければと思います．
　また，会場周辺の昼食情報をいただきましたので掲載いたします．ご参考にしてく
ださい．

　なお今回は，入館時に守衛口で会員名簿によって名前等の照合が必要となります．
非会員の方はあらかじめ研究会に入会してください．
入会方法はsig-fvi-staff@is.naist.jp宛にメールをお送下さい．年会費は無料です．

視覚情報基礎研究会では，以下の内容で第16回の研究発表会を開催します．
本研究会では，多様な視覚情報を，色彩工学分野の研究者，技術者，学生らはもとより，
情報工学，計算機科学，心理学や認知科学，物理や光学などの幅広い分野の人々との
多角的に横断的に自由で闊達な発想と意見の交流を目指しています．奮ってご参加ください．

日　時：2013年6月22日(土)　午前10時00分〜午後5時00分(午前9時30分受付開始)
場　所：産業技術総合研究所（臨海副都心センター）別館11階 会議室1〜2
　　　（東京都江東区青海2-4-7）
　　　　http://unit.aist.go.jp/waterfront/

　　　　※なお今回は、管理室口から入館する際に、会員名簿による名前照合が必要です。
　　　　非会員の方はあらかじめ研究会に入会してください。

招待講演：「知っておきたい色覚のメカニズム」江島 義道(京都大)
　　　　　「自然画像の輝度対色度分布の統計量と色の見え」内川 惠二(東工大)

聴講資格：研究会会員
　　　　　（非会員の方は、事前にメールでsig-fvi-staff@is.naist.jp宛にご入会ください。
　　　　　　年会費は無料です。）
資料代：1,000円

プログラム
10:00 主査挨拶

10:05-10:45 セッション１「色の見え」
　(1-1)「肌の色が青く見えることに関する仮説の提案：肌の色は本当に青いのだろうか」
　　　　鈴木恒男(慶應大)
　(1-2)「薄明視での色相変化と全輝度領域に対するトーンリプロダクション手法」
　　　　三鴨道弘，金田和文，玉木徹(広島大)

10:45-11:45　招待講演「自然画像の輝度対色度分布の統計量と色の見え」
　　　　　　　　　　　　内川 惠二(東工大)

11:45-12:00　企業展示紹介

12:00-13:30　昼食休憩

13:30-14:00　セッション２「フレッシュマンセッション」
　(2-1)「人間の肌のCG 再現のための分光ベースのシーン照明計測法」
　　　　岩崎央華，田中法博（長野大），望月宏祐（信州大）
　(2-2)「照明計算と反射モデルに基づいた航空機の視界のCG再現」
　　　　山本遼太郎，田中法博（長野大）, 望月宏祐（信州大）

14:00-15:00　招待講演「知っておきたい色覚のメカニズム」
　　　　　　　　　　　　江島 義道(京都大)

15:00-15:10　休憩

15:10-16:30 セッション３「色彩情報処理」
　(3-1)「4 種類の明るさの異なる画像の同時計測によるHDR 動画像取得システム」
　　　　福岡優紀，眞鍋佳嗣，矢田紀子(千葉大)
　(3-2)「大気汚染画像の視えの改善」
　　　　小寺宏曄(小寺イメージング研究室)
　(3-3)「有名画家作品の３属性平均値による色特徴判別」
　　　　斎藤了一，富永昌治，堀内隆彦(千葉大)
　(3-4)「画家の色特徴に基づく絵画画像の色調補正と照明光変換」
　　　　今井良枝(千葉大／東芝)，斎藤了一，堀内隆彦，富永昌治(千葉大)

16:30-17:00　総合討論

なお，終日企業展示コーナーにおいて，企業展示が予定されています．
最新情報は，視覚情報基礎研究会のWebページに掲載していきますので，ご覧ください．
http://www.color-science.jp/bbs/sig_shikaku/index.html