くらしの色彩研究会からのお知らせ

バックナンバー (200811.html)

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2008年11月11日(火) 報告:2008年9月20日(土) LC顧問による勉強会(第3回山羽和夫先生)

L.C会員対象の勉強会シリーズ第3回目です。
日本福祉大学情報社会科学部にて健康科学部福祉工学科を設立されました山羽和夫先生により「私とロボット工学と色彩工学」をテーマに講義をしていただきました。
人間腕型ロボットの間接構造から始まり、介護ロボット・食事支援ロボットなどの福祉ロボットの研究について、興味深いお話をいただきました。
その後、色センサ(半導体センサ、カラーバーコード)、ロボットの目(色文字認識、コーラ缶が認識できるか、色光沢の処理)などのお話に及び、プリント基板の現物を見せていただきながら、二色性画像についてのより深く専門的な講義となりました。
また、味噌や酒、酢の醸造業が盛んな愛知県知多半田の、歴史的ランドマークともいえる「赤レンガ建物」と、ミツカン「酢の里」まわりの運河と黒い工場の景色、矢勝川提の彼岸花の景色も愉しむ事ができ、内容の濃い大変充実した一日となりました。




2008年11月11日(火) 報告:2008年9月〜10月 川原町分科会活動

1200年の歴史を誇る長良川鵜飼で有名な岐阜市川原町通りの無電柱化計画における道路修景に4年前から関わってきました。官民協働のこの取組みは他の自治体からの問合せも多く、注目されています。この度、最終道路修景デザイン案決定の事前調査として、試験施工と中仙道奈良井宿・馬籠宿の見学会が実施されました。
くらしの色彩研究会川原町分科会では、路面における色彩調査に取り組みました。
10月7日には、川原町まちづくり会及び施工者である岐阜市道路維持課に対し、色彩データとともに道路修景デザインの提案を行いました。




2008年11月11日(火) 報告:2008年7月30日(水) SD法勉強会 (第1回)

色彩評価のあらゆる局面で極めて有効的である“SD法と因子分析”。
昨年9月、東海支部行事で講習会が開催されたのを機に、更に深めたいという会員からの要望があり、LC分科会として、メンバー10名で発足することになりました。
開催に至るまでの準備期間を得て、LC顧問の中村信次先生・稲垣卓造先生を中心に開催された、第1回目の勉強会。
「たのしめて息の長い会。誰もがどのような段階でも気軽に発言できる会にしていきましょう」という稲垣先生の挨拶の後、SD法・因子分析に関する共通認識、データ処理の方法、参考書の紹介 が行われ、メンバーから活発な意見や質問が出ました。
タイムスケジュール・勉強会の体制についても話し合い、好調にスタートすることができました。



[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

日本色彩学会
Akiary v.0.61 (retouched)