くらしの色彩研究会からのお知らせ

1/12 日本色彩学会くらしの色彩研究会主催　勉強会
主査　高橋晋也

【タイトル】AIC, Newcastle, 色彩効用
講師：高橋晋也　くらしの色彩研究会主査　名古屋大学環境学研究科(文学部）准教授

日　時:2014年1月12日(日) 14:00〜15:45
場　所:名古屋大学全学教育棟中棟4階SIS2講義室
　　　　http://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/higashiyama2013.pdf
定 員:４０名（先着順で〆切）
参加費：無料

【内容紹介】
2015年5月に東京でAIC（国際色彩学会）の中間大会が開催されます。これまで「国際学会など無縁…」と決めつけていた方も、その雰囲気や楽しさを知る絶好の機会です。多くの研究会会員の皆様に、是非ともAICを身近に感じていただきたく、今年英国Newcastleで開催された大会の様子を中心に紹介します。合わせて、私がAICで継続して発表してきた色彩効用（色が私たちの暮らしに与える影響）についての研究紹介をします。

【申込み方法】　
名前、住所、所属、連絡先(メール、TEL等)を記入の上1月5日までにくらしの色彩研究会事務局 市場までメールまたはファックスでお申し込み下さい。
（期日前でも定員になり次第締め切らせて頂きます。）
Email　info@colaful.jp
FAX　0561-48-5614

秋の大会／くらしの色彩研究会企画報告

　 くらしの色彩研究会では過去の大会で発表したポスター掲示と色と香りの研究部会によるワークショップを行なった。ワークショップでは、『香りからイメージする配色表現』として、和の香りからのイメージ想起による配色制作を、大会参加者に実際に体験していただいた。同時に既に制作済みの「香りからイメージ想起した配色」も展示し、それらの配色から受ける印象をSD法調査票に記入していただき、それぞれ十数名の参加があった。
　 今回のワークショップで使用した香りは、研究用に用意したオリジナルの匂い袋で、白檀や丁字・桂皮等伝統の香を原料したものである。やわらかな和の香りが漂う中での配色づくりを楽しんでいただけた方もいらっしゃれば、「香りからのイメージによる配色は大変難しい。」という意見も聞かれた。
　 また、SD法調査の方も、香りを表現する形容詞に関して感じ方の個人差が大きく、嗅覚の複雑さを改めて考える機会となった。
今回のワークショップも踏まえ、来年5月の全国大会で研究発表を予定している。